質問
2024年02月28日 回答
りおぽんさんはIOWN関連銘柄をウォッチしてますか?
していましたら何の銘柄をウォッチしているか、差し支えなければ教えていただきたいです🙏
回答
最近やたらIOWN銘柄についての質問が多いんですが、何か大きな動きでもあったのでしょうか。僕は把握していません。
IOWNについては、僕みたいなな人間にはどうしても電電公社時代の「INS構想(高度情報通信システム構想)」とダブって見えてしまうんですよ。INSについて薔薇色の未来記事を書いてしまった人間としては注意深くならざるえません。IOWNの主たる参加企業もINSと同じ旧電電ファミリーが多いので、苦笑しています。
NTTが自社構想のINSにしがみついてインターネットを邪魔し続けた結果、日本企業のインターネット対応が致命的に出遅れたというのが、僕の歴史認識です。実際、1995年までのインターネット推進勢力はNTTに対するレジスタンスみたいなものでした。
NTTはその後も「光」に関していろんな構想をぶち上げています。1990年代には「VI&P構想」を提唱して「光アクセス技術を用いた広帯域実験や無線アクセス技術を用いたPANを普及させる」と言いました。2002年には「5年後のブロードバンド&ユビキタス社会のインフラを構築する」として「光新世代ビジョン」なるものを、当時の和田社長の肝煎りでぶち上げています。さすがに僕はもう騙されませんでしたが。
どうもNTTはかつてのINSの失敗に学ぶよりも、そのリターンマッチをやることに固執しているようにしか僕には思えません。INSの戦犯であるNTTと旧電電ファミリー、それに対してほぼ同罪の日本政府がたかだか500億円弱を出資するぐらいで、何か世の中が変わるとは思えません。
もちろん「Open IOWN Forum」の資料には僕も目を通していますが、ユースケースやアプリケーションでは、なんか「VI&P構想」や「光新世代ビジョン」の使い回しを見せられている気がします。PoCを幅広く受け入れるようになっているのと、OpenAPNを考えているのがやや進化したところです。
別にIOWN関連銘柄と囃し立てるのが悪いとは思いませんが、現状の顔ぶれと現在のNTTの進め方でIOWNの普及が進むとは、僕にはとうてい思えません。確かにフォーラムメンバーは増えていますが、加わっているのは負け組かとりあえず参加しておいて損はない企業ばかりです。普及に向けた「政治力」が致命的に足りません。5Gで日本企業がまったく存在感が発揮できなかった理由を、NTTグループと日本の通信関連企業は学ぶことはないんでしょうか。
奇しくも今年、電電公社がINS構想で始めたISDNのサービスが終了します。というわけで僕は今のところ、「IOWNの将来性に賭ける銘柄」ということでは乗れません。そうでなければ、浜松ホトニクスには乗ってもいいと考えています。NTTが研究開発資金を投下すれば美味しい会社です。
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