明るい人・ポジティブ思考の人とネガティヴ思考の人は相容れない関係なのでしょうか。

質問

否定的な思考や発言は受け入れない。もし心配事があるなら行動を変えればいい。という考えを持つ人に会いました。

暗いことを常日頃言われたら確かに参ってしまうのは分かりますが、例えば孤独は飲酒や喫煙より早死にする可能性が高い、と言った事実・現実であってもその方にとってはネガティヴな発言であり、受け入れようとしません。

心配事についても大小があり、些細なことであれば変えられても、自分の力だけでは変えることが難しい物もあると思います。

私は現実的でネガティヴ側の人間なのでその方の考えを理解することができませんでした。
性格の明るい人というのは暗い現実や心配事に対してどう対処する物なのでしょうか。
ネガティヴであることもリスク管理だと考え悪いとは思っていないのですが、全否定されたことに疑問を持っています…このモヤモヤを消化する方法はあるのでしょうか。

回答

「ネガティヴ思考」は程度問題ですね。僕も何かをする時、「できない理由」を探すことから入る人とはお付き合いしないようにしています。こういう人は、何かを成し遂げたり、新しいことをやろうとしたりする時の障害にしかならないからです。冷静に現実を分析することとネガティヴ思考の間には、ちょっと違いがあります。

僕は現実をキチンと分析した上で、「それを打破するには何か手段がないか」考えるタイプの人と積極的に付き合うようにしています。ネガティヴなことばかり言う人とお付き合いしていると、こっちまで暗くなってツキまで落ちそうな気がするんですよね。

質問者さんの質問意図と、ここまでの回答はちょっとズレているかもしれないし、その「明るい人」が単なる楽天家なのかどうかが不明です。でも、申し訳ないけど、「ネガティヴ思考の人」と「単なる楽天家の人」のどちらかと付き合うかと問われれば、僕は楽天家を選びます。

僕は企業を経営していた当時も、ネガティヴ思考の人は優秀でも出来るだけ採用しなかったし、重用もしませんでした。ベンチャー企業なんかでは、ネガティヴ思考の人は害でしかないんです。特に「自分だけが現実をキチンと把握している」と思っているタイプが一番厄介ですね。この手のタイプは組織に悲観論を蔓延らせますから。

だから根本的に相容れないのかもしれません。