今後、金融所得課税はどのような方向で進んでいくと考えておられますか？

僕は今の日本の税制度は「取るべきところから取っておらず、取るべきではないところ(中程度の収入のサラリーマン家庭)からむしり取っている」と考えています。

ぶっちゃけ言えば、僕の払う税金は、僕の収入から比べると、サラリーマン家庭には怒られそうなほど、収入に対する課税比率が低いです。

年間所得が1億円を超えると、税負担のインパクトはグッと軽くなります。その上さらに種々の節税テクニックが使えるんです。個人的に言えば、ここにメスを入れられて、自分が払う税金が増えるのは面白くありませんが、政策論で言えば、この方向に進むのが正しいと言わざるえません。

石破茂さんは、社会保険料の負担や住民税は増やす方向ではないと思います。ただ現行では低過ぎる株式の譲渡所得の課税は強化するかもしれません。富裕税の創設もあり得るし、大企業の法人税課税強化もありそうです。全般として「受益者負担」「富の再分配」の方向と推測しています。

株クラの書き込みなんて、訳もわからないサルがぎゃーぎゃーわめいているだけですから、これは政治の方向性とは無関係。ただの便所の落書きでしかありません。