講演活動では色々な仕出し弁当やケータリングを召し上がったと思いますが、美味しくて印象に残っているお店はありますか？

質問

回答

シンポジウムのスピーカーや講演の講演者になって、仕出し弁当やケータリングをパクついた経験はあまりないです。大学教授自体、役所の研究会の講師をやったり、後は他大学の研究会に出席した時にあった程度です。多くの場合、主催者からお仕事の後、ホテルや料亭、良いレストランなんかで一席設けてもらった場合が多いです。

僕の場合、地方に行ってそうしたお仕事をすると、地元の経済団体のトップの方が一席設けてくださり、地元で古くからある料亭なんかでお食事するのが楽しみでした。また地方ブランドのブランド確立手法なんかのご相談を経営学の先生として相談に乗ることもけっこうあったんですが、そうなるとそのお肉だったり海産物だったりの、地元ご自慢の一番美味しいヤツを試食することになるわけです。これは役得でした。

ケータリングで思い出したものと言えば、東京の府中にある「JRA東京競馬場」の8階に「ダービールーム」という貴賓室があります。やんごとない方が競馬観戦するのに使われるほか、JRAの招待を受けた方だけが利用できます。7階の馬主席までは「席」ですが、ここは「ルーム」ですから小部屋です。部屋には最近のダービー馬の名が付けられています。

確か3階だったと思いますが、ガードマンに招待状を提示してドアを開けてもらい、入ってすぐのところあるフロントで名前を確認、首から下げるものをもらわないと、8階直通のエレベーターには乗れません。ドレスコードもあります。

こうやって入ったダービールームのお食事が、ホテルオークラのケータリングです。

だからまあオークラの味ではあるんですが、この部屋には3-4台のテレビがあって東京競馬場だけではなく、同時開催されている京都だとか新潟なんかのレースの模様が観られます。部屋を出るとダービールーム専用の馬券売り場があり、直ぐに馬券が買えます。

部屋の中には円形テーブルがだいたい3つぐらいあり、事前にお願いしておけばオークラの方が料理やお酒をいろいろ用意しておいてくれます。もちろん追加も可能です。

僕はこの「ダービールーム」で年に1-2回は飲み会をやる機会があるんです。

味はオークラですが、G1レースなんかで満員の東京競馬場で、専用のバルコニーに出て風に吹かれながら、シャンパングラスを片手に、眼下に「下々の方々」(ごめんなさい🙇)を見下ろしながらいただくお料理はなんだか美味しいです😅。

実は僕は東京競馬場はダービールームしか行ったことしかないので、一般席がどんなものか分かりません😅。今年も秋に飲み会をやる予定です。