質問
2024年04月13日 回答
りおぽんさんの今の米FFレート見通しはどんな感じでしょうか。
私の個人持ち株は予想してもわからんし利上げの話さえ出てこなければ動かさず放置でいいかなと思っているんですが、超上級者の方がどう考えて取り組まれているのか興味があります。
素人考え的には、金利を一気に下げずにじりじり下げる必要がありそうなことから、インフレ率ががくっと下がりすぎる前に先を見越して政策金利を下げ始める必要がある気がして、
ここからの政策難易度がすごく高いのではないかと思います。頭のいい人たちがしているから大丈夫なんでしょうが・・・
選挙の関係で年後半の利下げは難しいとも指摘されていますし。
回答
①FRBの金融政策の前提になる米国経済の現状認識について、FRBは想定していたより強いという感触を持っている。現状で緩やかな景気減速によるソフトランディングが可能だと考えており、むしろインフレ再燃を注視している。これが以前予想されていた3月利下げが見送られた最大の理由。
②このため、僕が2023年末に予想していたより、2024年末の金利はやや高めで落ち着きそう。一応、利下げは年内に2-3回あると想定している。
③FRBの金融政策は「ターゲット型」ではなく「対処療法型」になった。あらかじめFFレートの着地目標を設定してそこに向かって誘導するのではなく、都度の経済指標や米主要企業の決算発表時の業績見通しをチェックしながらの判断になった。だから今後のFFレートがかなり読みにくくなっている。当面は1Qの主要企業決算時の業績アウトルックがどうなるのかが焦点。
④現在のFRBのこの金融政策方針は、今後の米株価に与える影響がネガティヴ。以前から回答しているように、FRBのマンデートは最大限の雇用とインフレ抑制なので、雇用が悪くなくてインフレ率が高い以上、それに対応する政策を取る。株価は3つ目のマンデートである「出来るだけ低い金利」という文脈でのみ考慮する。
⑤しかし、よほどインフレが亢進しない限り、利上げはない。利上げに踏み切れば、米株価が大きく調整する可能性がある。大統領選を前に、こうした政治的なインパクトがある政策は取りにくい。
⑥パウエルFRBは政治的に比較的中立であろうとしている。だからインフレや雇用関連の経済指標で説明が付く利下げであれば、年の後半であっても、躊躇わず踏み切るのではないか。
僕が現時点で頭の中で考えていることを整理すると、こんな感じです。適正かどうかは保証しません。
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