りおぽんさん宅で使われている醤油差しやオイル差しを教えてください。

オイル差しは何かと使う家なので、各種取り揃えてあります😅。家政婦さんがキッチンで常用しているのが、「ストウブ」という日本ではお鍋で有名なフランスのセラミックメーカーのオイル&ビネガー入れです。これと「山崎実業」というキッチンメーカーのタワー型になっているオイル差しにいろんな種類のオイルを入れて、ずらっと並べています。

テーブル用には、僕がイタリアのミラノやスペイン、ポルトガルで買い込んできたものが中心です。だから日本では買えないものもありますが、ポルトガルの「ギマランイスイローザ」のステンレス製のオリーブオイル差しや、イタリアの「イッケンドルフミラノ」のガラスのオイル差しは日本でも入手できると思います。

「イッケンドルフ」は「アレッシィ」ほどお高くはないんですが、どちらかと言えば機能性より見た目重視です。「アレッシィ」のオイルビネガー入れもありますが、これは完全にデザイナーさんの作品を買っておこうと思ったためです。「アレッシィ」は高すぎて、最近は日本であんまり見かけなくなりました。

その点、「ギマランイス」のオイルサーバーは、オリーブオイルが移し替えやすく、注ぐ時のキレもいいです。ステンレス製なので、入れたオリーブオイルが酸化しにくいのもポイント高いです。ただ我が家のを見て買った方から聞いたところ、日本で買うと4000-5000円だったと聞いた記憶があります。テーブルに置いた時の見栄えも悪くないです。

日本製では「ZERO JAPAN」という美濃焼の会社が主に米国向けに製造し始めた、陶器製のオイルビネガー入れがあります。これはしょうゆ入れ、ソース入れがお揃いのデザインなので、揃えて洋食の時に使用しています。色が多色展開されていた、シンプルなデザインで、フタの部分も使いやすいです。1個2000円ぐらいだと思います。これは勧められます。

しょうゆ差しについての基本的な考え方は、「しょうゆ差しに入れたら、出来るだけ1回で使い切る。しょうゆ差しでしょうゆを管理しない」です。出来るだけ元のしょうゆ瓶で管理して、食事のたびにここからしょうゆ差しに注いでいます。こうしないと、せっかくの美味しいしょうゆの風味がすぐに飛んでしまうからです。

しょうゆ差し自体は、九谷焼、京焼、有田焼などの陶磁器や、ノリタケのガラス製のものなどで、だいたい1万円からです。作家物にはお高いのもあります。友人の作家にも頼んで作陶してもらいました。

どのしょうゆ差しにするのかは、家政婦さんのセンスで、他のお皿などに合わせています。使いにくいものは使いませんが、機能性重視ではなく、見た目重視です。なのでこれらは特にオススメはしません。