質問
りおぽんさんこんにちは。
革製品のバッグと財布で悩んでいますので相談させてください。予算は各20万円程度です。
スペックは170cm60kg、華奢でも小顔でも美人でもない、脚が長めの中年女性で、タイトスカート等のかっちりした服装が似合うタイプです。
現在、購入を考えているバッグは、ダレス、トート、ハンドバッグのいずれかです。財布は、コードバン長財布又はカミーユフォルネのトリヨンVERSOパイソン長財布です。
大峡製鞄、GANZO、ソメスサドル、万双のホームページを見ていました。田舎住まいのため現物を確認に行く事も叶わずです。ブランドにこだわりはありません。
男性ものを素敵に使っている女性だと周囲に思わせるようなお品物をご存知でしたら、ご教示いただきたいです。よろしくお願いします。
回答
バッグですが、トートバッグやハンドバッグとなると、かなり幅が広くなります。ダレスバッグは本来、紳士の持ち物で女性向けではないんですが、身長が170cmで体重60kgというと、僕より少し身長が低いだけですから、十分ダレスバッグが似合うと思います。ダレスバッグを提げている女性は滅多にいませんから、ぜひ挑戦して欲しいです。マニッシュな雰囲気になるので、カッコいいと思います。
ご予算が約20万円ということなので、国産メーカーがオススメです。チェックされているメーカーで、おおむね間違いありません。
僕としてオススメは、以下の通りです。それぞれ個性があるのでサイトでチェックしてください。
①ココマイスター
デザインと革質、耐久性で、海外ハイブランドと同等かそれ以上だと思います。へなちょこの海外ハイブランドを持っている人より、これを持っている人の方が、僕は「この人ポリシーがあるな」と見直します、僕であればオークバークを使ったアンティークな雰囲気のダレスバッグが良いですが、ちょっとご予算オーバーですね😅。英国の馬具革である耐久性があるブライドルレザーを使ったダレスバッグがちょうど20万円ぐらいです。手で持つハンドル部分まで丁寧に仕上げられています。
②Five Woods
林五という明治創業の鞄メーカーが手掛けるオリジナルブランドです。ブライドルレザーを使ったスマートダレスバッグがちょうど20万円ぐらいだったと記憶しています。良い革を使い、丁寧に手縫いで作られており、鞄を閉じる錠前金具にもイタリア製のおしゃれで良いものを使っています。保証を付けることもできます。これでこの価格はお安いと思います。
③Luggage Aoki 1894
青木という創業130年という鞄メーカーの展開するトップブランドです。牛革を使っており、シンプルなダレスバッグです。これで確か10万円を切っているので、買いやすいメーカーだと思います。
④HERZ
創業は比較的新しい鞄メーカーですが、かなりこだわった鞄作りをします。「フリップフラップダレス」というフタが付いたダレスバッグがユニークで、良いと思います。10万円ぐらいだった記憶があります。最近のビジネスニーズに合ったダレスバッグだと思います。
⑤Porco Rosso
手で提げられ、肩にかけられ、背中で背負える3Wayのダレスバッグを展開しています。ソフトな印象で、色なども女性が持ちやすいレッドなんかがあります。牛革です。これで8万円前後だったと思います。「20年後も使える鞄」を標榜しているので、お値段の割にものはいいです。
⑥銀座タニザワ
日本で戦後間もなく最初にダレスバッグを作った銀座の老舗鞄屋です。明治に銀座にお店を構えたんですが、創業者が「鞄」という日本語を創案、お店の看板に掲げてあったのを、明治天皇が行幸でそれを見かけて、お付きの人に「あの漢字はなんと読むんだ?」と聞かれ、侍従が「あれはカバンと読みます」と答えたのが、日本で「カバン」という言葉が普及するキッカケになったという逸話があるぐらいの老舗です。上品で質実剛健の伝統的なダレスバッグです。牛革の手縫いで留め具にはシリアルナンバーが入ります。最近のダレスバッグの中ではやや重いですが、その分しっかりしています。僕が日本でダレスバッグと言われると、まずここのダレスバッグを思い出します。
⑦大峡製鞄
お名前を挙げられたメーカーの中では一番のオススメです。イタリア製のとても良い牛革を使用しており、丁寧にタンニンでなめされて、手縫いで仕上げられています。留め金具も良い物を使っています。アンティークな雰囲気のダレスバッグなので、今となってはむしろそれがおしゃれです。日本人は革製品の色落ちに神経質なので、日本のカバンメーカーは色止めの薬剤を使うのが一般的なんですが、この結果、革が人工皮革に見えやすいという欠点があります。しかしこちらは色止め処理していないので、使い込むとその分、良い風合いが出ます。ですから、もちろん使えば色落ちします。とてもオススメなんですが、ご予算20万円で買えるものがあったでしょうか?
僕が日本メーカーでダレスバッグで思い付くのはこの辺です。もっとお安くということであれば、「豊岡鞄」もあります。
「ダレスバッグ」というのは、日本だけの呼称で、「比較的大型で、留め金具の付いた開口部が広いブリーフケース」を指します。終戦後の1951年、サンフランシスコ平和条約を締結するために来日した米国の国務長官、ジョン・フォスター・ダレス氏がこのタイプのバッグを提げており、これが日本人に強い印象を与えました。そこで早速、先述の「銀座タニザワ」が「ダレスバッグ」という名称で製品化したのが、日本におけるダレスバッグの歴史の始まりです。
「年配の男性が持つもの」という印象が強いため、日本では最近はビジネスシーンでトートバッグなどに押され気味ですが、大容量で荷物の出し入れがしやすいなど、「実際にたくさんの書類や荷物を持つ仕事」をしている人には今なお人気があります。欧米では外交官や弁護士、医者といった職業の人が持っているという印象が強く、このため「ドクターズバッグ」とか「ロイヤーズバッグ」といった呼称でしばしば呼ばれます。「専門度が高い仕事をしている人のバッグ」というイメージです。だから上手くこれを提げられれば、かなりカッコいいです。
そしてこのタイプのバッグには流行り廃れがないので、長く使い込むことができます。僕はカバンマニアなので、英国「スウェインアドニー」のものなど、このタイプのバッグをいくつか持っていますが、もっとも古いものは、僕が中学生の時、伯母がイタリア土産に買ってきてくれたドクターズバッグです。ですからもう50年ぐらい使っています。もともとアンティークな風合いの染めとデザインのバッグだったんですが、使い込んだ結果、さらに風合いが増して、とても良い感じになっています。明らかにとても良い牛革を使用しており、それがしっかりと手縫いで仕上げられています。細工が施された留め金具も一度として修理することなく、今なおかっちり気持ち良く締まります。
ブランドタグなどはもともとなく、伯母の話ではフィレンツェの革工房で、革職人のマイスターが1人で手仕上げしたものを見て気に入り、「これはりおぽんへの良いお土産になるわ」と考えて、直接買い付けたそうです。「ヴァレクストラ」のバッグをお土産に買ってきても何も言わなかった伯母が、「これはとても高かったのよ」と珍しいことを言ったので、相当お高かったんだと想像しています。こういうものは50年、100年使えます。ただちゃんと革のお手入れはしてください。
そういう点で、候補に挙げたメーカーの中で、僕であれば①②⑦のいずれかで購入すると思います。
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