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フランスがゴタゴタしてきます。ユーロから離脱する可能性はあると思いますか?

質問

フランスがゴタゴタしてきます。ユーロから離脱する可能性はあると思いますか?

回答

フランスに関する僕の予想は、以下の通りです。

①総選挙では、極右政党の国民連合が第1党に躍り出る。この結果、ルペンかジョルダン・バルデラが首相に就任する。「右傾化」はEC諸国に共通するトレンドです。ただし国民連合が議会過半数を取るところまでは勝てないと見ています。

②社会党などの左派連合も健闘する。この結果、マクロン大統領が率いる与党連合は第3勢力に転落する。

③ただ国民連合も議会過半数を取れない以上、極右の国民連合と、マクロンの与党連合の、事実上の連立体制になる。

④フランスにおいて、外交と軍事は大統領が、経済などの内政は首相が仕切る仕組み。だから今すぐにはユーロ離脱までは起こらない。2027年の次期大統領選までは、この体制が続く。ただしマクロンは国民連合の主張を無視できなくなる。

⑤EU離脱やユーロ離脱は、何か予想外のことが起こらない限り、ありえない。英国のEU離脱で一番利益を享受したのはフランスであり、EU離脱後の英国の混迷を見ているので、国民もそこまでの選択はしない。フランスはEUやユーロを離脱したら、あんまり影響力がない欧州の「そこそこの国」に成り下がってしまう。

⑥問題点のひとつは「移民問題」。これに対するフランス国民の不満は大きい。フランスはおそらくEUにもユーロにも残留するけれど、移民問題についてはマクロンも厳しい姿勢に転換せざる得なくなる。

⑦問題点のふたつ目は、農業団体の取り扱い。欧州有数の農業大国であるフランスでは農業団体の意向は伝統的に無視できず、また農業団体が過激なことでも知られている。おそらく極右が経済政策を握ることで、農業についても保護主義に転換するのではないか。

⑧マクロンの不人気の一因は「国民の分断」に対処できていないこと。特に移民におされている若いフランス人の間に不満が溜まっている。今後の3年でこれにどこまで対処できるのかが、今後の見どころになる。

⑨「フランスの経済」は不安定化する。「不確定要因」が増えたので、フランスの株式市場も買いにくくなった。特に「ユーロ」が焦点になっているので、銀行株は総選挙までは軟調。ただ実際に国民連合政権ができれば、いったんは落ち着く。

⑩ただし新首相がルペンなどの国民連合から選出されれば、経済政策の主導権も彼らに移る。かなりポピュリズム傾向が強い政党なので、「国民の人気取り」の政策を打ち出すと予想される。こういう場合、財界と金持ちを叩くのが効果的なので、そういう方向の経済政策が打ち出される可能性が高い。

以上です。僕のフランス人の友人たちはけっこう頭を抱えています。

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