【日経平均が史上最高値!?の落とし穴】
~本質的には史上最高値に程遠い!?~
日経平均が史上最高値!?と話題になっていますよね。
金曜日に日経平均は1989年12月29日につけた3万8915円まで目前というところまで迫りました。
日経平均が史上最高値を更新すると、マスコミはめちゃくちゃ騒ぐと思いますが、本質的には史上最高値には程遠いのが現実です。
「日経平均が史上最高値!」には重大な落とし穴があります。本質を解説していきます。
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【ゴールド建てでみると日経平均は大きく下落】
現在は金本位制が廃止されており、ドルも円も不換紙幣です。
日本円もドルも、どんどん印刷されることで市場に流通する量がどんどん増えます。一方、ゴールドはゴールドのままで基本的に価値は一定です。
結果として、ゴールドの価格は日本円やドルに対して上昇していっています。
以下は円建てのゴールドの価格の推移です。5倍に上昇しています。
では、目線を変えてゴールド建てで見た場合、日経平均株価はどうなるでしょうか?
ゴールド建てでみると、1990年と比べて日経平均は75%の大幅下落となっています。
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【インフレ調整後の日経平均】
さらに別の視点から見ていきましょう。
日本における日本円の価値を測る手段として、最も適した指標はインフレです。
日本円にせよ、米ドルにせよ、通貨の価値はインフレにより減っていきます。
この30年間デフレ経済と言われていましたが、実はマイルドにインフレが進んでいました。そのため、インフレを加味した上での日経平均株価は、1990年と比較して15%下落しています。
いずれにせよ、まだ史上最高値には距離がありますね。
30年前と比べて日本円の価値が落ちているので、30年前の日経平均と同じ価格になったところで、価値そのものが同等とは言えないのです。
※もちろん、比較対象となっている史上最高値はバブルの価格なので、その意味でも単純な比較はできません。
なお、私自身はバブル崩壊後に生まれた身なので、生まれてから一度も日経平均が史上最高値を更新したことがありません。
本質的には意味がないと分かってはいても、日経平均が史上最高値を更新するのは人生初なので、感慨深いものはあります。
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【直近のリターンですら海外株より低い】
昨今は日経平均爆上がりしていて「日本株がめちゃくちゃ上がっている!」と感じてる人は多いと思います。
しかし、実際のところ、日経平均が世界の株価指数より堅調に見ているのは為替による影響がほとんどです。
全てドル建てで表示したのが以下のチャートです。
・S&P500
・日経平均(ドル建て)
・全世界株式
全てがほぼ似たようなリターンになっています。
「日本株に投資をしていなかった」などと後悔する必要は全くないのです。
今後の投資で重要なのは以下の2つですね。
✅世界の株価の趨勢を決定づける米国株がどうなっていくのか?
✅ドル円がどうなっていくのか?
というポイントが重要になっていきます。
これらを含めて、私は相場動向を相場予測noteで公開しています。
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