私はシルバーにも注目しています。シルバーが気になっているのは、その割安感からです。実際、2023/3はシルバーでのトレードでもかなり良い結果を出していますね。
以下、ゴールドを左軸のオレンジ、シルバーを右軸のグレーにしますね。
①コロナ後の高値
ゴールドはコロナ後の高値にかなり近づいていますが、シルバーはまだまだ遠いんですよね。
②シルバーの最高値
ゴールドはコロナ後の高値が最高値ですが、シルバーは実は最高値までまだまだ遠いんですよね。シルバーは(1980年の買占めを除き)2011年の暴騰時が最高値です。
③金銀の価格比
金銀の価格比というと、有名な話としては江戸時代の日本でゴールドが安すぎたことが挙げられるでしょう。
日本では金1に対して銀5でしたが、国外では金1に対して銀15だったと言われています。つまり日本にシルバーを持ち込んでゴールドと交換、そのゴールドを国外でシルバーに交換するだけで大儲け。そして日本からゴールドが流出した…。この話を聞いたことがある人はいるのではないかなと。
当時は金貨銀貨の時代でしたが、現代は金本位制ですらない紙幣の時代ですので、金銀比価がどの程度重要かと言う問題はあります。
前置きが長くなりました。実際に金銀比価を見てみましょう。ここ20年間のうちシルバーが大暴騰した2011年を避けつつ、適当に選んだ箇所と現在価格を見ることにします。
以下は金銀の週足チャートです。
2004/3 ゴールド約400ドル。シルバー約8ドル。約50倍。
2008/3 ゴールド約1000ドル。シルバー約20ドル。約50倍。
2012/10 ゴールド約1750ドル。シルバー約35ドル。約50倍。
2018/2 ゴールド約1350ドル。シルバー約17ドル。約80倍。
2023/3 ゴールド約2000ドル。シルバー約23ドル。約87倍。
こうやって見てみると、概ね50倍程度で推移していた金銀比価は、ここ最近では倍率が上がっていることがわかります。倍率が上がっていることはチャートを見るだけでも明らかなんですけどね。
④金銀比価とドルインデックス
ドルインデックスとの関連を見てみましょう。
ドルインデックスとは
ドル円だけ見ると、ドルが強いのか円が弱いのかわからないですよね。というわけで複数の主要国通貨と比較してドルの強さを出す指数がドルインデックスです。ちなみに円インデックスとかもあります。
ドルインデックスが上ならドルが強い、下ならドルが弱いと認識してもらえればと思います。
以下は金銀比価(オレンジ)とドルインデックス(水色)の日足チャートです。
ひと目で相関があると言えるでしょう。
ドルインデックスが強いとき、金銀比価は上に行きやすいかな?という傾向が見て取れますね。ドルインデックスが弱いとき、金銀比価は下に行きやすいとも言えます。
ここから先、政策金利の利下げ局面が来るでしょう。ドルの金利が下がればドル需要は下がるので、ドルインデックスは下に行きやすいでしょう。とすると、今後金銀比価は下に行きやすい…?
金銀比価が下に行くのは、即ちゴールドに対してシルバーの方が相対的に強いということを意味します。より積極的に行くならシルバーを買ったほうが爆益を狙えるかも?
(1980年のシルバー買い占めを除けば)シルバーの最高値は2011年の50ドルであり、シルバーはいまだ最高値の半分の価格なんですよね。仕込み場があれば狙いたいところです。4月末~5月頭に掛けては貴金属の仕込み場となりやすい予測ではあります。
○参考
現在の金銀比価はおよそ80倍です。
・ゴールド:2000ドル
・シルバー:25ドル
80倍ですね。
例えば以下のように動いたとしましょう。
・ゴールド:2000ドル
・シルバー:50ドル
金銀比価は40倍ですね。
金銀比価の下落は、即ちゴールドに対してシルバーが相対的に強いと直感的に理解できるでしょう。
⑤シルバーの需給
昨年度の(工業用・宝飾用などの)シルバーの需給を確認してみましょう。
赤丸で示したのが2022年のデータですね。※縦棒が上に長ければ供給過多、下に長ければ需要過多となります。
シルバーの需要は高く、供給(銀鉱山からの採掘、リサイクルなど)が追いついていません。シルバー需要を増大させているのは太陽光パネルとかですね。政策金利動向やインフレといった要因以外にも、工業用などの需要面からもシルバーの価格は上げやすいでしょう。もちろん、需要面からの価格上昇よりは政策金利動向やインフレの方が要因としては大きくなります。需給面はおまけ程度に考えると良いでしょう。
シルバーの割安感まとめ
①ゴールドはコロナ後の高値に近いが、シルバーはまだまだ遠い
②ゴールドはコロナ後の高値が最高値だが、シルバーは最高値までかなり遠い
③金銀の価格比が開いている
④ドルインデックスが下がるとき、金銀比価は下げやすい
⑤シルバーの需要は逼迫している
この5点からシルバーに割安感があるという判断をしています。今後、インフレを放置したまま金融緩和が行われ、インフレ&低金利のバブル相場が来た際にはシルバーの暴騰もあるかな?みたいな。
割安なものは、割安なまま放置され続ける可能性がある点と、シルバーはゴールドに比べて投機的である点には気をつけつつ、仕込めそうなタイミングで狙いたいですね。但し、その分ゴールドを多く買えば良いという話はあります。
現実問題としては、例えばゴールドが+30%の中でシルバーは+50%みたいなイメージを持つと良いでしょうか。
爆益を狙うのであれば、貴金属や仮想通貨はバブルには強いでしょう。その中でも個人的にはゴールドよりシルバーがバブルになりやすいと想定しています。ただ、シルバーは数々の相場師を焼いてきた金属であることには注意しましょう。初心者はゴールドに比重をおいて、シルバーは控えめにしましょうね。
シルバーのバブルが来るとしたら逃したくないけど、タイミングを見図らないとロスカットが怖い…という場合には性格次第ですがETFを用いる手もありますかね。
国内ETFだとWisdomTree 銀上場投信【1673】
海外ETFだと SLV 辺りでしょうか。
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