質問
2025年09月11日 回答
アメリカのPPIは弱い数値でしたが、関税の影響が出るのはこれからで、利下げしたらインフレは収まらないという意見もあります。
りおぽんさんは、アメリカのインフレは収まると思われますか。
回答
まずそもそも論として、米金融当局の政策決定におけるインフレ対応のウェイトが、ここ数ヶ月で急速に低下していることに注意する必要があります。彼らの現在の関心事はインフレと景気後退が同時に起きるスタグフレーションであるはずです。さまざまな経済指標がその兆候を示しており、スタグフレーション回避には景気のテコ入れが急務になっています。当面、インフレは過度にならない限り、後回しにせざるを得ないです。
どんなところに景気後退の兆候が現れているのかと言えば、顕著なのが労働市場の軟化です。8月雇用統計は非農業部門の雇用者数(NFP)が2万2000人と大幅にコンセンサスミスをやらかしましたが、それ以上に中身が酷いものでした。
例えば27週以上職に就けない長期失業者は190万人と高水準、この1年で38万5000人も増加しています。求人数と失業者数の倍率はついに1倍を割り込みました。労働参加率や就業人口比率も低下傾向です。
特に厳しいのが16-24歳の若年層で、7月の段階で失業率が10.8%と2桁に乗せました。21歳から27歳までの大学卒業生の失業率も6%台になり、この層の半数以上が大学卒である必要がない仕事に就業しているという調査結果もあります。この過剰就業の結果、期待スタート賃金と実際にもらえる賃金の間に4割ほどのギャップが生じるようにもなっています。
かつては売り手市場で引くて数多だった理工系の大学卒業生にも、AIの登場でビッグテックが採用を大幅に絞った影響が出ており、コンピュータサイエンス専攻卒で失業率6.1%、コンピュータエンジニアリング専攻卒で7.5%という調査結果もあります。
インフレの抑制と完全雇用がFRBの法律で定められた使命(デュアルマンデート)ですから、両方同時に目標を達成できない場合、因果関係から見て、雇用への対応を急ぐのが自然というわけです。
ではインフレは沈静化に向かっているのかステッキーなのかについては、私見を稿を改めて今夜ポストします。長くなっちゃった😅
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