質問
2025年09月08日 回答
研究者の流出って中国とアメリカの話ばかり聞きますが、他の国の研究レベルは日本と比べて実際どうなんでしょうか?
回答
優れた研究者というのは世界中で奪い合いをやっているんですよ。露骨な言い方ですが、これをBrain Gainと言います。欧州圏では中東欧から西欧に流入するというルートと西欧から米国に流出するというルートがありました。各国とも自国からの流出を抑えるのに必死で、ギリシャの「Rebrain Greece」のように税制優遇措置を含む措置で研究者の流出から流入に転じた国もあります。ドイツは長年、研究者の国外流出に悩まされて来ましたが、さまざまな政策でどうにかこれを抑えつつあります。
欧州からより良い研究環境を求めて米国に渡るという長年の流れについては、EU側が反撃に出ています。2021年には総額約955億ユーロ(約150兆円)の巨費を投じる「Horizon Europe」をスタート、研究促進を図りました。これには基礎研究からイノベーションを産業にシームレスにつなぐイノベーションエコシステムの構築も含まれていました。
そして今年からはEUがChoose Europeという約8億ユーロの基金を創設しました。これは主に米国に流出した研究者の還流を狙ったもので、資金支援とマッチング支援を行います。
トランプ政権の研究費カットの動きを欧州ではチャンスと見ており、フランスでは別途、Scientists Asylum (科学者の避難所)という構造を打ち出しています。この中には米国で研究しづらくなった研究者をマルセイユ大学で受け入れて研究助成費を出すSafe Place for Scienceというプログラムがあり、スタンフォード大学などの研究者を約20名受け入れます。政府レベルではChoose France for Scienceという枠組みを構築しました。
またフランスではScientists Refugeeという法的ステータスを設けることも検討中で、母国で研究しづらくなった研究者は科学者難民として10年の滞在ビザを発給するなどの保護策で呼びいれようとしています。
インドはGDPあたりの研究費支出が少なく、日本以上に研究者の国外流出が多い国です。インド政府はこれを問題視しており、研究基盤の強化を図っているところです。ただインドは研究費をインド政府が支える構図になっており、インド政府の基礎研究費支出は日本よりは多いと推定できます。
韓国はGDP比の研究開発費が4.8%(日本は3.3%)と世界最高水準です。研究者の数も43万人と日本の68万人と人口比では多めです。しかし就労環境が厳しいため、日本と同じく優秀な研究者が米国に流出する傾向が強いです。
相場予測noteとFX noteを無料お試しできるキャンペーン!
超豪華な特別キャンペーンをウィブル証券様が実現してくれました!
✅特定口座で時間外取引が可能(楽天SBIではできない)
✅取り扱っている銘柄がダントツで多い!(楽天SBIは少ない)
✅手数料が圧倒的に安い(楽天SBIは高い)
✅米国株のショートができる(楽天SBIではできない)
私のように投資するなら必須の口座ですね!私自身もウィブル証券を利用しています!
さらに・・・
ウィブル証券だけできる強み
✅外貨建てMMFでの自動運用がある
→待機資金を自動的に運用してくれて、米ドル金利をゲットできる。
特許出願中なので、他社には真似できない!!
→運用額が大きくて待機資金が大きい人ほど、ウィブル証券が有利になる。
そしてなんと、私のブログ限定コラボで相場予測noteとFX noteの無料クーポンをゲットできます!
ブログの記事は全て無料で読めますが、相場予測noteとFX noteに関しては有料記事となっています。
さらに、私の実績が上場企業であるnote社に認められ、同社が提供する金融専門プラットフォームであるnoteマネーでは金融・投資情報の専門家として選出されています。
予言書とか言われちゃうレベル!?
驚異の的中率!爆益銘柄の公開!
別格すぎる相場予測を公開中!






☆相場予測note☆
評判や口コミまとめ!
モモの株式投資
やすチャンネル
バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ