【円高になるとリターンが減る!?】
～株高＆円高を見込む時、リターンを出す最適な投資方法！～
今まで日米金利差の拡大を背景に拡大してきたドル円も、米国の景気後退懸念と日本銀行の利上げによって一気に円高調整が進みましたね。
一般論として、短中期的には金利差が縮小していけばドル円は下落していきます。(長期的にはまた別の観点が重要になってきますが、今回は割愛します。)
今後、本格的にリセッション(景気後退)になる観測が強まっていくと、さらにアメリカの金利は下落していくことになります。
更に日本側の要因としても日銀の利上げは日本の金利が上昇要因となります。
すると、日米金利差は縮小し、連動性の高いドル円にも下押し圧力がかかりますね。
円建てだと資産が目減りする！？
このような局面では、金利低下によって一般的には株は上昇していきます。
もちろん、景気後退が見込まれる又は景気後退初期には株式も下落する可能性が高いです。実際、2024年7月からの下落は景気後退懸念が台頭したことが大きな要因でしたね。
本格的な景気後退が見込まれ始めると再び大きく下落する可能性があります。
しかし、金融政策が緩和的になってくると、時差はあるものの株価は上昇していきます。
一方で金融政策が緩和的になる時には、日米金利差が縮小してドル円は下落継続という流れになりますね。
このような状況になると「株価の上昇分」を「ドル円の下落」で打ち消しあってしまいます。
円建で見ると資産があまり増えないどころか、資産が減少する可能性があります。
以下は分かりやすい例です。(こうなるという意味ではありません。)
円高＆株高で儲ける方法！
では、この状況下で、どうすれば儲けることができるでしょうか？
以下に2つの選択肢を示します。
1.為替ヘッジ付きのETFや投信を購入する
2.CFD(先物)取引を行う
私としては断然2の方がおすすめです。理由を以下の表で説明しています。
為替ヘッジ付ETFは、ETFが上場している株式市場の取引時間しか取引できないのが大きなデメリットです。
一方、CFDであれば土日を除きいつでも取引ができるので、突発的なリスクやイベントが発生した時に即座にポジションを構築したり、リスクを削減することが可能となります。
さらに、少ない金額で大きな取引を行うことができるのもCFDの魅力ですね。
それではコスト面の比較を行なっていきます。
現物の為替ヘッジ付ETFでは、為替ヘッジを行うために為替をヘッジする際にドル売り円買いのポジションを同時に運用会社が建てることになります。
FXを行なった経験がある方なら分かると思いますが、高金利側の通貨を売り、低金利側の通貨を買う場合は負のスワップポイントがつきます。
つまり日米金利差に応じた金利コストが常に発生し続けることになります。
ドル円の為替ヘッジをつけると年間で3～4%のコストを負担する必要が出てくるのです。
このコストは取引価格に刻一刻と反映されていきます。
一方、CFDは為替ヘッジを行わないので為替ヘッジコストは掛かりません。
代わりに、少ない証拠金で大きな金額の取引を行うので資金調達コストが発生します。この資金調達コストも取引価格に反映されます。
結局はこの資金調達コストも金利に連動するので為替ヘッジ付ETFとコスト面では同等になります。
コストの面からは引き分けなのですが、取引可能時間が圧倒的に長い点と資金拘束が少ないという点でCFDに軍配が上がります。
そもそも一般的に「株が上昇・金利が下落・ドル円が下落」という局面は、長期間続く可能性は低いので、コストに関しては気にする必要はないかと思います🐰
CFDならシンプルに稼げる！
分かりやすい例を用いてCFD取引を行なった場合のリターンの想定をしていきますね。
例えばナスダック100を購入した時が17,000ポイントで、利確した時が20,000ポイントだったとしましょう。
私が普段使っているIG証券では、1ポイント毎に100円のプランが用意されています。(他にも1ポイント$20のプランも用意されていますが、わかりやすので100円プランの場合で解説します。)
実際のシミュレーションは以下のようになります。
ナスダック100が何ポイント動いたかという差に対して、100円を掛け合わせるだけですね！ドル円は一切関係ありません！
単純に株式市場の方向性だけを当てることに集中すれば良いですね。シンプルですね🐰
通常の投資ですと「株価の値動き」「ドル円の動き」という2変数問題を解く必要があります。
一方でCFDであれば「株価の値動き」だけに集中すれば良いのです。株価の値動きについて頼りとなる指針が欲しいという方は私が提供する累計10万部突破の相場予測noteを見てね！
リプに貼り付けていますが、現在であれば私もCFD取引で愛用しているIG証券の口座解説を行うことで初月無料で購読することができます！
今後、株価とドル円が逆方向に動く局面を想定するのであれば、IG証券は必ず開設しておいたほうが良いでしょう。
※今回お伝えする内容はあくまでも一般論であり、私の相場予測とは必ずしも一致しません。私の相場予測が気になる人は無料お試しキャンペーンに申し込んでね！
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