【日本の実質賃金をプラスにする悪魔的手法】
~利上げで給料と物価がどうなるかを解説~
皆さん、先週日銀が継続的に利上げを行なっていく姿勢を示したことに驚きましたよね?
中には「実質賃金が2年以上連続でマイナスなのに利上げをするなんて経済音痴だ」という声もちらほらと聞かれています。
※実質賃金は直近の最新データでようやくプラ転しました。
ただ、よくよく考えてみると、日本という特殊な国を前提にして考えると、利上げは短期的には実質賃金の上昇に繋がります。
その理由を解説しますね。
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【実質賃金とは?】
実質賃金というのは名目賃金からインフレ率を差し引くことで算出されます。
つまりインフレを加味した上で実質的にどれだけ豊かになっているかということですね。
式にすると単純な引き算です。
✅実質賃金=名目賃金 – インフレ率
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【日本の賃金は下げにくい】
では、日本で金利を引き上げるとどうなるでしょうか?
まず名目賃金なのですが、企業で働いている方ならご存知かと思いますが、日本の給与はあまり変わらないですよね?
つまり、なかなか給与を上げません。
逆に一度給与を上げたら、その水準から引き下げることも難しいというメリットもあります。
そのため景気が悪くなったとしても、給料は最低でも横ばいで推移しやすいです。(まあ、給料を下げる会社もあるでしょうが…最低でも横ばいと信じたいところですね)

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【インフレ率はどうなるか】
利上げでインフレ率がどうなるか考えてみましょう。
金利を引き上げていくことで円高になっていきます。
円高になれば、輸入物価が低下します。
特に日本は食料の70%、エネルギーの90%を輸入に頼っています。円高になることで、これらのコストがさるので利上げにより物価の引き下げ効果があることになりますね。
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【利上げで実質賃金が上がる!?】
以上をまとめると、名目賃金は最低でも横ばいなものの、インフレ率が低下する結果、実質賃金は上昇していくということになります。
✅実質賃金=名目賃金(横ばい) – インフレ率(下がる)
ただ、これはあくまで短中期的な話です。長期的にみると給与を維持できなくなり倒産する中小企業や零細企業が出てくる可能性も十分に考えられます。
私は2年前から解説しているように、今の日銀は非常に難しい舵取りを求められています。
✅円安インフレ
✅大量倒産と失業率の増加
このどちらかを受け入れなくてはいけないシーソーゲームの中にいるのが日銀であり、どっちも蟻地獄な状態です。
世の中には植田総裁を批判する声も多いですが、この原因を作ったのは植田総裁ではなく、黒田元総裁です。植田総裁は二択のシーソーゲームを押し付けられた尻拭い役ですね。
この影響をどう考えて金融政策を舵取りしていくのか今後が楽しみですね。
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