
質問
ご回答くださりありがとうございます。はい、まさに。(笑)
元麻生春男氏も当然のことながらファンでした。両氏とも実務経験からきているであろう質の高い記事のとりこでした。
主力はなんといってもDOS/Vマガジンとアスキー。ほかにはDOS/V POWER REPORT、Oh!PC、ログイン、The BASIC、I/Oあたりです。
アキバにまだPCパーツがそれほどないときに米国から個人輸入して自作PCを始めたクチです。ほどなくして自作PCが活況を呈し、DOS/Vマガジン主催の「DOS/V EXPO」が晴海展示場で開催されていたことが懐かしいです。かなりのバブル臭を感じたので参加したのは一度きり。このあたりの裏事情もしご存じでしたらご教示ください。
回答
主力が稲葉さんと遠藤愉さんで、サブが小川さんたちかぁ🤣。まさに王道ですね。ご存知のようにDOS/Vというのは特殊なハードウェアなしにソフトウェアで日本語表示を可能にするOSでした。この結果、安価なPC/AT互換機が一斉に日本に入ってきました。
と同時に、1980年代はNECのPC-9800シリーズに寡占されたPC市場を負け組連合軍が巻き返す戦いでもあったんです。
DOS/VというOSを開発したのは羽鳥正彦さんという日本IBMのリードアーキテクトで、上司は丸山力さん(のちに副社長)、マーケティングは堀田一芙さん(のちに専務)で実働部隊は竹村譲さん(V/マガなどではゼロハリさんというハンドネームで執筆されていました)という日本IBM体制でのプロジェクトでした。しかし日本IBMが前面に出ては他社が付いてきません。
ですから日本IBMは一歩後ろに引く形で、OADG(PCオープンアーキテクチャー推進協議会)という業界団体をわざわざ立ち上げて、IBMは黒子になり、OSをマイクロソフト(MSKK)からもOEM供給することでNEC包囲網を作ろうとしたわけです。あと大きかったのは日本語表示でしたので、当時全盛期だった一太郎というワープロソフトを擁するジャストシステムがこのOSをサポートすることもマストでした。僕はジャストシステムの浮川初子専務が「まだ動作が遅い」とIBMのDOS/V開発陣を叱るメールを見たことがあります😅。
DOS/VエキスポはこのNEC包囲戦略がもっともハマっていた時期(1993年)に第1回が開催されています。もう時効でしょうから書きますが、ソフトバンクの「DOS/Vマガジン」と日本IBMとの間では創刊当初、売り上げが見込めないこの雑誌を支えるため、一定額の広告出稿をIBMが行うという決めがあったと聞いています。また当初の編集会議を当時の日本IBM六本木事業所である程度行わせるなど、物心両面でIBMは「DOS/Vマガジン」を支えています。
それがソフトバンクとしても想定外の大ヒットになり、毎号広告で分厚くなって「アスキー」なみの太さになる。また半信半疑でOADGに乗った各社も思いのほかのヒットで有頂天になる。この調子に乗ったソフトバンクとOADGメンバー、それを日本IBMが裏から支える構図で開催されたのがDOS/Vエキスポというわけです。翌年はもう「Chicago(Windows95のコードネーム)」の登場をみんな待っていたので、1回目が一番バブリーでしたが😅。
この時期、日本IBMは何かとノリノリで、DOS/Vリリースの記者発表会では紅白の「どすぶい」の焼きごてを入れたお饅頭を配っています。新製品の発表会には佐伯副社長以下全員がアロハにパナマハットという出立ちで登場したこともあります。調子に乗り過ぎてPC事業部のメンバーが大勢でラスベガスで開催されるCOMDEXに押し寄せたら、米IBM本社から「お前ら、そんなに来なくていい」と叱られたそうですが😅。
しかしこの宴はWindows95でピークを迎えます。先述の竹村さんなどはDOS/V初期からおっしゃっていましたが、PC/AT互換機の特性上、やがては台湾製などのOEM製品が出回って、価格面で大手メーカーは太刀打ち出来なくなる。それでも日本の島国規格に一石を投じたことで我々には悔いは残らないと。こうしてIBMのThinkpadなどの部門はレノボに売却されて一つの時代が終わりました(書いてもいいのはこれぐらいまででしょう😅)。
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