
質問
2025年06月20日 回答
最近の日本のCPIは相当やばいところまで来てると思うのですが、世間の雰囲気との剥離がすごくて別にやばくないのかな?と感じてしまっています。
世間は賃上げ賃上げ、減税減税って言ってますがそんなことしたらどうなるのか分かってるのかな?インフレ抑えれる時に抑えないと大変なことになるのではと考えすぎでしょうか。
りおぽんさんはどうお考えでしょうか。
回答
はい、おっしゃる通りです。日本の5月のCPIは3.5%、生鮮食料品を除くコアCPIは3.7%でした。投資家的にはコンセンサスマッチと言うことで安心した向きも多いようですが、2月以降、上昇が徐々に加速しているように見受けられます。トランプ関税で日銀が利上げなど金融引き締めを行い辛くなっている中でこれはまずい兆候です。この先の景気減速局面ではスタグフレーションに陥る可能性すらあります。
CPIの結果を精査すれば、元凶は生鮮食料品を除く食料品、つまり米など(前年同月比+7.7%)と水道光熱費(同+7.7%)であるのは明らかです。中分類で見るとうるち米の前年同月比+101.0%は異常値ですが、他にもコーヒー豆+28.2%、チョコレート+27.1%と価格が大幅に上昇した非生鮮食料品が散見されます。ホテル代+7.5%、ペットフード代+31.8%なども高い上昇率です。寄与度を含めると都市ガス代+6.3%やガソリン代+4.8%のインパクトもデカそうです。
問題はこのような状況にあるのに、日本銀行が有効な金融政策を打てず(この事態はかねてより僕らが懸念してきたことでしたが)、政治が参院選選挙前であると言うことで、財政に対して放埒なスタンスであることです。朝三暮四を好む猿、もとい選挙民の歓心を買うために、各党ともポトラッチ的公約を揃えており、財政を引き締めてインフレを抑えようと言う政策を打ち出す党がありません。
正直に申し上げてけっこうヤバい分水嶺に日本は立っているように見えます。最後の一撃は赤字国債は自国通貨建てであればいくら発行しても大丈夫と言うMMT論者的な政策になるかもしれませんが(こういう政策を、「首を吊ろうとしている人の足台を蹴っ飛ばす行為」と言います😅)。
以上の現状認識をもとに、りおぽんは相対的に価値が目減りする円に基づく資産を、出来るだけ相対的に価値が上がる通貨に紐付く資産に逃がそうとしています。円が買われるはずの国際情勢にも関わらず、為替レートが他国通貨に対して円が弱含みである一因かもしれませんね。
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