日本で中々スパイ防止法の可決がされなかったり、外国人優遇される原因って何なんでしょう🤔

質問

2025年05月31日　回答

日本で中々スパイ防止法の可決がされなかったり、外国人優遇される原因って何なんでしょう🤔
少なからずスパイが既に潜っているのか、後の票田にするために優遇してるのでしょうか？
また、経済秘密保護法案だけでは足りないのでしょうか？

回答

①スパイ防止法が日本で通らないのは、革新系の政治家やマスコミに岩盤のような反対勢力がいるからです。たぶん次に提出されれば朝◯新聞あたりが反対のキャンペーンをやるでしょう。彼らが反対するのは、戦前の日本でアカという名のもとの言論統制や政治的弾圧が行われたからですが、このアレルギーを払拭するのはムリだと思います。政治にはある段階で見切り発車をする必要がある場合もあります。

ただ賛成派の人も考慮しなくてはならないのは、スパイを防止するということは「防諜活動」と表裏一体であるということです。防諜(カウンターインテリジェンス)というのは、「カウンター」という言葉が示すように、スパイに対する日本政府のスパイ活動です。

これを認めなくてはスパイ防止法は実効性を持ちません。現在の内閣調査室などの日本の諜報機関が、ただひたすら外国のスパイと思しき人物の後ろをついて歩いているだけ(それ以上の権限がない)のは有名な話ですが、スパイ防止法ができれば、信書の開封であるとか電話の盗聴、あるいはキーエスクローといったことを容認する必要があります。これを日本国民が受け入れられるのか。単細胞的なスパイ防止法賛成論にはこの視座が欠けている気がします。

②アプリオリに「日本は外国人優遇」と決めつけていますが、先進諸外国と比較すれば、とても優遇しているとは言えないと思いますよ。ファクトを確認してみてください。