
質問
2025年03月02日 回答
今回のトランプゼレンスキー会談を見て、近い将来の台湾情勢(ひいてはその場合の日本の対応)が懸念されるのですが、りおぽんさんのご見解はいかがでしょう。
また台湾のご友人の反応などありましたら、教えていただきたいです。
回答
トランプ大統領就任で台湾で浮上しているのが「疑米論」、つまり米国は信用できないという論調です。先日ホワイトハウスで起きたことが、台湾でも起きない保証はないという意味で、「今日のウクライナは明日の台湾」という言葉が使われ始めました。
米国にとってもともと欧州であるウクライナより、極東アジアである台湾の政策的な優先順位は低かったんです。これまでも何人かの米国政治家が、台湾から手を引いて、中国との外交を優先させようと論じて来ました。それは共和党政治家において特に顕著でした。
トランプ大統領の対台湾政策は、実は不透明です。米国国務省は先日、ファクトシートから「1つの中国」を認める「Washington does not support Taiwan’s independence(米国は台湾の独立を支持しない)」という文言を削除、中国がこれに強く反発しているところです。これだけを見ればトランプは親台湾思えます。
その一方でトランプ大統領は台湾有事に対する米国の対応について記者から問われ、「ノーコメント。そのような立場になりたくない」と積極的な関与を否定しています。これは米国の従来からの「曖昧戦略(Policy of deliberate ambiguity」に沿ったものではあるんですが、台湾有事の可能性が高まるとともにバイデン政権が米国の関与を強くうかがわせて来たのと比較すると、軌道修正と捉えられています。
またトランプは台湾に対し、防衛費の支出を増やすこと、対米貿易黒字削減策を取ること、台湾への追加関税や対米投資を増やすこと、などを要求しているという情報が流布されています。いずれも事実であれば、軍事的な同盟関係よりも経済的なディールを優先させるものと言えるでしょう。
台湾の政財界での危機意識は非常に高まっていると言えそうです。
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