
質問
2025年02月21日 回答
最近の経済学理解の為には「ゲーム理論がかかせない」という話を聞きました。この理論は、ある程度以上マクロ経済知識が必要でしょうか。何度かりおぽんさんが「これくらいは読んで」とお勧めの書籍がありましたが、これらにゲーム理論書籍加えるなら、お勧めお願いします。また、春からの教育において、経営理論中心になると思うのですが、ゲーム理論は必須になる考えでしょうか?
回答
「ゲーム理論にマクロ経済の知識が必要か?」と聞くと言うことは、頭の中にまだ最近の経済学全体の見取り図が出来ていないんだと思います。ゲーム理論が理論経済学の中でどう位置付けられるのか、「現代の経済理論」(東大出版会)に収められている神取道宏さんの「ゲーム理論による経済学の静かな革命」あたりを読んでみてください。この本はゲーム理論だけの本ではありませんが、最新の経済学を俯瞰するのにとても良い本なのでぜひ。りおぽんの先輩や友人も書いていますので、よろしく😅。
一方、最新の経営学を俯瞰するなら、「世界標準の経営理論」(入山章栄著、ダイヤモンド社)あたりを読んでみてください。
その上でゲーム理論の入門書と言えば「ゼミナール ゲーム理論入門」(渡辺隆裕著、日本経済新聞出版)あたりが良いかな。
そもそもの経済学におけるゲーム理論の原典をたどるなら、ノイマンとモルゲンシュテルンの「Theory of Games and Economic Behavior」(Princeton University)。素人向きの本ではまったくありませんが😅、これがザ出発点です。
世のゲーム理論入門本のほとんどは、ゲーム理論の応用について幅広く書かれたものばかりです。理論経済学の中でどう使われているのか知りたいのであれば、「経済学のためのゲーム理論入門」(ロバート・ギボンズ著、岩波書店)が、経済学においてゲーム理論の利用がもっとも進む一分野である「産業組織論」にも触れており、好適。
一方、ゲーム理論の最新動向を把握するなら、日本におけるゲーム理論研究の第一人者でもある岡田章さんの「ゲーム理論の見方・考え方」(勁草書房)あたり。ゲーム理論を本格的に学なら、大部ですが同一著者の「ゲーム理論」(有斐閣)。
りおぽんがゲーム理論に初めて触れたのは、実は経済学の一分野としてではなく、高校時代に読んだ「現代の戦争と平和の理論」(アナトール・ラパポート著、岩波新書)という国際関係論の本ででした。国際関係論というのも、非常にゲーム理論の応用が進んでいる分野です。僕がこの本でゲーム理論というのは面白いと思って以来、約半世紀😅。またゲーム理論を応用した戦略的意思決定理論を使ってお仕事をすることになるとは。。。読書の出会いというものはなかなか奥深いものです😅。
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