大学生の頃からFXや仮想通貨を触り利益自体は取れましたが、相場を見ることや握り続けることに疲れてしまいました。

25歳で現状であれば、そのスタンスで十分だと思います。個別株投資に関して言えば、やるべきなのは次の2条件を満たす人に限られます。

①個別株投資をするのが楽しい。少なくとも苦にならない。
②個別株投資で儲けられる。

非常にシンプルですが、個別株投資なんてムリしてやらなくちゃならないものではありません。その一方で個別株投資にはある程度の努力とセンスが求められます。株クラにはその努力もせず、センスもないのに個別株投資をやって、「大損しました。退場です」といったポストをして、同情を集めたり、同志で傷を舐め合ったりしている株クラ芸人が後を断ちませんが、ほんとアホな話だと思います。

一般的な最適解は、インデックス投資をして、私生活を充実させて、仕事に精を出して入金力を上げることです。

僕の場合、個別株投資がまったく苦にならない性格です。ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析、マクロ動向などをいろいろチェックして、あれこれ計算してみたり、挙げ句の果てにはプログラムまで組んでいますが、これらはぜんぶ「趣味」です。

僕の書斎の雰囲気はなかなかわからないと思いますが、僕の机の近くに美沙と梨沙の机があります。美沙は最近は半分お休みなので、梨沙と2人で作業していることが多いんですが、僕と梨沙はわいわいアホ話をしながら、僕の指示に従って梨沙がいろいろ検索したり、データを打ち込んだり、印刷したりしてくれています。

最近はもう1人、風花が雑用係になったので、彼女がお菓子を持ってきたり、お茶を淹れたりしてくれます。僕の体感では、梨沙は仕事をしているより、お菓子を摘んでいる時間の方が多いです🤣。他にネコ2匹がウロウロしていて、水槽では海水魚が泳いでいます。書斎ではお香を炊いてあるんですが、コーヒーを淹れるとその香りもします。

僕がソファで休憩してiPadで質問箱の回答をポチポチやり始めると、梨沙もソファの隣に座って、iPadを覗き込んで何か言ってきたり、回答するのを邪魔してきたりします。そうしているうちにイチャイチャタイムに突入することもしばしばです。こんな時は風花まで参戦してきたりもします。ついでにネコがヒザに乗ってきたり足を引っ掻いてもきたりします。

書斎のムードはフンワカしており、作業に飽きると、僕は本を読んだり、音楽を聴いたり、ギターを弾いて歌を歌っていたりします。殺伐とした雰囲気はまったくなく、楽しい私生活の中に株式投資が組み込まれています。合間にはチェロの練習をしたり、軽く泳いだりしています。お散歩をするのは日課です。

書斎に緊張感が走るのは、ネコが何かを蹴っ飛ばしてしまった時ぐらいでしょうか。

こののんびりとした投資生活で、ここ数年はコンスタントに毎年2桁億円の利益が出ているんですから、これ以上楽しい生活はありません。本当は4月から教授職なんかに復職なんてしたくなかったぐらいです(さすがに毎日出勤はしませんが。自宅勤務は絶対条件として認めてもらいました)。

僕は得な性分で、相場を見ることで疲れない(楽しいパズルを解いて、答え合わせをしている気分です)ですし、プログラムを組むのも頭の体操、実際の投資は、損切りを含めてゲームでハイスコアを狙っている気分なんです。個別株投資なんて、こういう性格的に向いている人間がやればいいんだと思いますよ。

質問者さんには今の在り方が向いているんだと思います。