37歳独身女性です。 最近どうしても子供が欲しくなる時があり、誰かに種だけもらってひとりで産もうかと本気で思う事が増えました。

女性は一般的に寂しがり屋で孤独を苦手とする人が男性より多いです。「寂しかったから」という理由で男性とお付き合いする女性もいるぐらいです。これを「親和欲求」と言います。

しかしなんらかの理由で男性はいらない、夫は持ちたくないと考えた時、女性が寂しさを埋めてもらう方法として、よくあるのがペットを飼うことです。しかしペット以上に身近で可愛い存在を求める人もいます。それが自分の赤ちゃんです。自分の赤ちゃんほど、自分の親和欲求を満たせる存在はありません。

実は僕は独身の女友だちから、「精子の提供だけしてもらいたい。人工受精するから」と2回依頼されたことがありました。いずれも彼女たちが40代の頃でした。「可愛くて賢いベビーがいたら、生きる張り合いが出る」というのが、彼女たちがそう考えた理由でした。(どうも僕はベビーをもうけたいと女性に思われる体質のようです😅)

質問文を読んで、あなたの今の気持ちもこれに近いんじゃないのかと想像しました。

諦めさせろということですが、この回答は一筋縄ではいきません。質問箱にはシングルマザーからの質問が数多く寄せられるように、シングルマザーというのは非常に大変な生き方です。苦労は多いと思います。

ですからよくよく考えた方がいいです。しかし考えて考え抜いて、それでも赤ちゃんが欲しいと思い、よくよく計算して育児の負担に対応可能だという結論が出たら、子どもをもうけてみるという結論はあり得ると僕は思います。ただし本当に大変だと覚悟してください。

30代後半だとまだわからないと思いますが、60歳を過ぎると、ひとり単身で生きている女性と、苦労してでもシングルで子育てをした女性とでは、見ていて人生の充足感が違っているような気もするんです。ペットでは埋めきれないものがそこにはあります。