eMAXIS Slim米国株式(S&P500)全力投資法をどのように評価されていますか？

1つの方法としてはアリだと思います。唯一の欠点は米国株に全力を賭けてしまっているので、米国株次第になってしまうことでしょう。しかしほとんど運用らしいことができない方にとっては、唯一取るべきリスクかもしれないという気がします。これで資金を168%増やせるのですから。

5年間のパフォーマンスという話が出たので参考情報ですが、僕の5年間の有価証券による資産運用の要求パフォーマンスは371%です。しかし2020-2024年の5年間は絶好調な年が多かったため、結果は約933%(税引き前)で着地しています。

このパフォーマンスはインデックス投資では不可能です。個別株投資も大型からグロースを織り交ぜ、ロングにショートも使い、レバレッジETFから先物やオプションなどのデリバティブまでを駆使して、初めてあり得る数値だと思いました。

ただこれでも細心のリスクヘッジを十分に行っているため、あり得た全力のパフォーマンスではありません。これが個別株投資やデリバティブの威力というものですねぇ。

この運用手法は専業投資家でもないとムリでしょう。僕の場合、パフォーマンスの足を引っ張ったのが、皮肉にも米国株インデックスETFでした。