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私のスタイルにアドバイス、採点をもらえないでしょうか。仕事は金融機関の運用担当です。

質問

りおぽんさんはきっとスーツの着こなしも素敵だと思うので、僭越ながら私のスタイルにアドバイス、採点をもらえないでしょうか。
スーツスタイルが固まってしまい変化が欲しいです。仕事は金融機関の運用担当です。

スーツ:
ダークネイビーのストライプと無地、チャコールグレーの無地。セミノッチで段返り3つボタンのサイドベンツ。いずれもイージーオーダーで普及品です。

シャツ:
サックスブルーとネイビー×白のロンドンストライプ。いずれもイージーオーダーの普及品です。カフスはしません。

靴:
チャーチとチーニーのストレートチップかセミブローグ。いずれも黒です。

ネクタイ:
ネイビーかブラウンの小紋か水玉か無地。ステファノビジあたりが多いです。シルバー925のごくシンプルなタイピンをしています。

ベルト:
コードバンの黒。

靴下:
ネイビーのロングホーズ。

回答

スーツというのは僕の考えでは「戦闘服」です。軍人における「軍服」のようなものです。ですから僕はスーツであれこれ変化を付けようとは考えません。僕も基本的にチャコールグレイかダークネイビーで、ストライプは近付けばストライプと分かる程度の細い縞ばかりです。ブラウンなどのジャケットは持っていますがこれはあくまで遊び着で、戦闘服はずっとこれです。

その上で変化を付けるのは下記のような点です。

①予算の許す範囲で、良いスーツを着る。
同じチャコールグレイのスーツでも、身体によくフィットしたスーツと、イマイチ身体に合っていないスーツとでは、格段に着こなしに差が感じられます。服地もそうです。いかにも光沢があって柔らかそうな服地を選ぶ。ただし戦闘服ですから働きやすさや耐久性も求められます。このあたりは仕立て屋さんとの要相談になります。良い仕立てと良い服地のスーツはいかにも品があって、高級そうに見えます。これはワンランク上のビジネスマンという印象を相手に与える効果もあります。

僕は若い頃からよく仕立て屋でスーツを仕立てて来たんですが、忙しい時には銀座の仕立て屋さんまで行って採寸してもらったり、仮縫いを合わせる時間さえありませんでした。そんな時には仕立て職人の方にオフィスまで来ていただいて、これらの作業を行ってもらっていました。自分1人の執務室があって、秘書以外は入ってこない環境だからできたことですが、これは秘書の女性にも「こんなにオシャレな上司にはついたことがない」と言われました。

僕が仕立て屋を呼んでスーツを仕立てていることはそれとなく部下たちにも伝わっていったので、「やっぱりりおぽんさんはオシャレ」という評価が女性社員を中心に定着しました。

②小物にこだわる
上記のように僕はスーツを大筋では変えません。ですから変えるのは小物、ということになります。

まず僕はカフスボタン派です。スーツ姿の男性にチャラチャラしたアクセサリーは似合いませんが、それでも身に付けられるアクセサリーが腕時計とカブスボタンです。カフスボタンの良いところは、ふだんは見えないのに、ある瞬間だけ見えるということです。

例えば名刺交換で腕を伸ばして名刺を出す。その瞬間にカフスボタンは相手に見えます。日本ではカフスボタンをしている人は少ないですし、それが品の良いものであれば「この人は相当なオシャレだな」という印象を相手に与えることができます。

③トレードマークを作る
スーツ姿はあれこれ変化を付けるより、「あの人はこういうスタイル」という印象を作ってしまい、その中でそれが「趣味がいい」「あの人は上質なものを身につけている」というイメージを定着させるのが良いと思います。

例えば僕は先ほどのスーツ姿で身に着けられるアクセサリーの一つとして、腕時計にはこだわりました。どんなに高価なスーツを身に付けていてもG-Shockをしていればそれなりに見えます。

ここで40代の僕が選んだのがパテックフィリップのカラトラバとヴァシュロンコンスタンタンのパトリモニーというシリーズの腕時計でした。どちらも極薄型の古典的なドレスウォッチです。強い自己主張もせず、品が良くて優美。

ただどちらのシリーズもさまざまな種類があります。僕がスーツ姿の時に好んで身に付けたのは、何の変哲もないアイボリーの文字盤にピンクゴールドなどのケース、そして革ベルトという一番シンプルなカラトラバやパトリモニーです。わからない人には「なんか高級そうに見えるけれど、シンプルでキレイだな」という印象を与え、分かる人には「おおこの人、パテックか」と強い驚きを与えます。

そしていつの間にか社内では、カラトラバやパトリモニーは「りおぽんさんがしている腕時計」というイメージが定着しました。ここまでいけば成功です。僕がみんながしているロレックスをせず、スポーツウォッチもせず、こうしたシンプルなドレスウォッチで通しているのは、自分のイメージ作り、セルフプレゼンテーションしている意味合いが非常に強いです。

④ネクタイにはこだわる
チャコールグレイやダークネービーのスーツを変えないとなると、唯一変化を与えられるのがネクタイです。あまり奇想天外なネクタイは逆効果ですが、無地やレジメンタル、水玉ばかりでは没個性というものです。ですからここで変化を付けます。

幸い40代を通して、僕にはオフィスで自分の執務室があって、その中には簡単なワードローブを置くことが出来たので、その中には少なくとも20本、多い時には50本近いネクタイを掛けておくことができました。これをTPOに合わせて締め変えました。

僕もオフィスで使うネクタイは基本は小紋やドット、無地、ソリッド、ワンポイント、ペーズリー、細いストライプなどでした。当時良く締めたのは「タイユアタイ」「マリネッラナポリ」「エルメス」「エルメネジルドゼニア」「プラダ」「ステファノビジ」「キートン」「ブリオーニ」といったところです。20年近く前の話ですから、当時は日本でほとんど知られていなかったブランドも、最近ではあまり見かけないブランドもあります。

そしてビジネスで商談に出向く時はより手堅いネクタイに、銀座のクラブにでも遊びに行く時は花柄のネクタイなど、必要に応じてネクタイだけ付け変えました。ネクタイは本数が必要です。

⑤ポケットチーフをする
スーツは比較的シンプルで地味なものを着ているんですから、変化を付けるとすれば、ネクタイとともにポケットチーフです。

日本では結婚式などフォーマルな席でしか使われないポケットチーフですが、使いようによってスーツの見え方に大きな変化を付けられます。仕事中は派手なポケットチーフの使い方は相応しくないですから、シンプルなチーフをTVホールドかトライアングラーで挿しておけば十分です。

しかし同じスーツでパーティーにでも出席するとなれば、より華やかで色鮮やかなチーフを、パフやスリーピークスで挿して出向く。これで同じスーツの印象がガラッと変わります。ポケットチーフを上手に使いこなすと、かなりオシャレな印象を与えます。

⑥シャツもフルオーダーメイド
これはオシャレとはちょっと異なりますが、長年の僕のこだわりです。日本ではカフスボタンのドレスシャツはあまり売っていない(特に20年前はそうでした)ですから、自分の体型にフィットしたカフスボタンのドレスシャツを大量にフルオーダーメイドしておく。

スーツにこだわる男性は多いですが、シャツには案外無頓着。既製品で済ませてしまう男性も少なくありません。しかし僕は特にアンダーシャツを着ない主義なので、シャツの着心地と肌触りはオフィスライフのQOLに大きな影響を与える。ですから贅沢をしました。

コットンはシーアイランドコットンが基本で、あるいはスーピマコットンやギザコットン。夏は綿麻の生地で仕立ててもらいました。生地メーカーとして当時愛用したのがイタリアの「カルロリーバ」や「アルモ」といったところでした。着心地の良いシャツを着ていると、気分も上がるものです。

⑦靴とベルト
靴とベルトは変わらないですね。僕の場合、それがジョンロブのオックスフォードがメインであったというだけです。ただやはりオフィスには数足の革靴を置いてあって、必要に応じてローファーやチャーチのモンクストラップなどに履き替えていました。オフィスで作業する時はローファーの方が楽です。ベルトは革靴に合わせてジョンロブというのが基本スタイルでした。

⑧靴下
これは過去何度かお答えしていますが英国のパンセレラ一辺倒です。見てくれではなく、絶妙の締め付け具合でQOLが上がります。

⑨小物にもこだわる
スーツの着こなしはだいたい以上ですが、その上で持ち物などにもこだわりました。いかに高価なスーツを着ていても、雨の日に持っているのがそこらで買ったビニール傘では台無しです。日本の気候風土に合っているかはともかく、スーツ姿の時に僕が持つ傘は、細身に巻けて、シルエットが美しいフォックスアンブレラでした。

昨今は承認がPDFの電子承認化されつつありますが、僕の現役時代はまだそうではありませんでした。ですから僕は太軸のモンブランの万年筆を愛用、自署のサインで承認作業を行っていました。こんなことをするのは僕1人でしたから、それが僕のトレードマークになりました。また当然ですがスーツの格に合った革小物を使っています。

最後、これはオフィスでの使い方の難易度が高いんですが、フレグランスも使っています。といっても近寄ったらプンプン香りがするようでは下品ですし、仕事の邪魔です。僕はフレグランスを足のくるぶしにごく少量付けます。香りは下から立ち昇ります。こうすると相手と会っている時にはほとんど香りません。しかし立ち去った後、そこはかとなく香ります。「ああ、今あの人がいたんだなぁ」と思い出させるような使い方です。

⑩自分にたいして自信を持つ
僕の現役時代のスタイルを説明しましたが、これをぜんぶやろうとすれば、相当のコストがかかります。また人によっては気障に見える場合もあります。ですから取り入れられるところまで取り入れてみてください。

スーツの着こなしの最大の基本は「自分にたいして自信を持っていること。その服装に自分が相応しいと思えること」です。僕がここに書いた着こなし術を新入社員が真似ても滑稽なだけです。「自分はこのファッションをするのに相応しいだけの仕事はしている」という自信の裏付けがあってこそ、これらのファッションが決まって見えるものです。

自信がなさそうに軍服を着ている軍人はいませんし、いたら部下が付いてきません。それと同じです。スーツを上手に着こなして、ちょっと貫禄の違いを見せつける最大の意味は、部下に「この上司について行けば大丈夫だろう」と思わせ、商談をする相手に「この人なら仕事を任せても大丈夫だろう」と信頼させるところにあります。そこから逆算すれば、どんなファッションをするべきか答えが出ます。そこから外れた派手なファッションは、オフィスでは珍妙なだけです。

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