
質問
縁故採用での就職はしない方が良いでしょうか?
子供(旧帝理系大学院生)が就職したいと思っている会社は毎年20名程度しか採用しません。
最近、知人がその会社の創業家と親しいことがわかり、もし良ければ紹介するよ、と言われました。
ちなみに子供の能力・学歴等を考えても、決して高望みしているわけではなく、入社しても十分やっていけるのではないかと思います。
このような場合でも、あくまでも本人の力で就職活動をさせ、もし不本意な結果で終わり他業界への就職となってもやむなしとすべきか悩んでいます。(特殊な業界で同業種の会社の数が3社程度と少なく、ダメだった場合は別の業界に行くしかない状況です)
ご意見お伺いしたくお願いいたします。
回答
その会社で十分やっていけるだけの能力をお持ちなら、縁故採用は悪いものではありませんよ。コネおがあることは、その人に備わった特質の一つ。採用確率が上がる上に、入社後も何かと目をかけてもらえることもあります。理系学生でよくある教授推薦もコネの一つと言えば一つです。
デメリットは採用辞退や早期の退職がしづらくなること、それに縁故で利用した相手に何かあったら共倒れになることもあります。また縁故採用であることが知れ渡ると、不必要なプレッシャーがかかることもあります。これらのことを本人が納得した上で、縁故を使ってもどうしても入社したいと考えるのであれば、会社にとっても、それは幸福なことです。
縁故採用のイメージが悪いのは、その会社で働く最低限の能力もないのに、縁故を使って入社する人が多いからです。これは本人とっても会社にとっても不幸なことです。そういう縁故採用が絶えないのは事実です。そこさえクリアしているのなら、問題点ありません。
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