子供が3歳でヴァイオリンをやりたいと言っています。｜東大ぱふぇっとの米国株投資ブログ

質問

子供が3歳でヴァイオリンをやりたいと言っています。ただ、わが家は普通の共働きでマンション住まいです。騒音も気になりますし、つきっきりで練習を見るのも難しいと思います。落ち着きのない子なので練習が続けられるのかも心配です。正直ピアノにして欲しいと思っております。
ヴァイオリンをやるのに必要な条件は何だと思われますか？お嬢様はヴァイオリン、りおぽんさんはチェロをされていたと言うことで、ご参考にさせていただければ幸いです。

回答

ヴァイオリンとピアノは習い事として一長一短です。ヴァイオリンは「分数サイズ」という小さなヴァイオリンがあるので、小さな子どもでも始めやすいです。ウチも3歳からヴァイオリンを習いに行かせました。ただ、ピアノは鍵盤を叩けば音が鳴りますが、ヴァイオリンはそうはいきません。飽きっぽいお子さんだと、音がまともに鳴るまでに嫌になってしまうかも。ただ、幼児の練習で親が面倒を見なければならないのは一緒です。3歳でピアノだと紙鍵盤から始めることになると思いますが、あれは音が鳴りませんから、子どもの興味を維持するのに一苦労します。

音が気になるのはどちらも変わりません。むしろピアノは置く場所で苦労しますから、マンション暮らしではヴァイオリンの方が良いかもしれないです。ある程度、音が鳴るようになると防音を考えなければならなくなるのは一緒です。

ヴァイオリンの欠点を挙げると、①ピアノ教室よりは数が少ない、なので通わせるのに手間がかかることが多い、②レッスン料がピアノより若干お高い、③小さな頃から習うと、楽器を買い替えていかなければならない、④それなりの腕前になると、買う楽器がバカ高くなる、⑤上達してそれなりの先生に師事するようになると謝礼がかなり高い、といったことが思い付きます。

これらの問題がクリアできるようであれば、ヴァイオリンができることの方がまだまだ希少価値がありますから、悪くないかもしれないですよ。

ちなみに娘の習い事で一番大変だったのはピアノでもヴァイオリンでもなくバレエでした。レッスン料はさして変わらないんですが、発表会の費用がかなり嵩む、その準備に親がかり出される、良い先生は少ないので教室への送り迎えが大変、お母さんたちの競争意識が強くそれに巻き込まれると嫌な思いをする、といったことでした。

バレエに比べれば、ヴァイオリンもピアノもまだまだ可愛いものだと思います。お子さんが楽器を弾けるようになると嬉しいものですし、お子さんにとっては一生の宝になるはずです。