質問
理論経済学について学習したいと考えているのですが、数学の知識は趣味で大学のものが少しと言ったところです。高校数学は、東大や京大、東工大の入試過去問が、解答見ないでなら一問残して解けるかなあぐらいです。
経済学を学習する上で、入門書、それを完了した後に学習した方が良い本、などはどんなものがお勧めされるでしょうか?
回答
経済学初学者であれば、経済学部の1年生が学ぶような理論経済学の入門書をまず1冊きっちり読んで、自分の中に土地勘と経済学に対する地図を作るのが良いと思います。
定評があって経済学部が強い大学で入門書としてよく使われているのが、ハーバード大学教授グレゴリー・マンキューの「マンキュー入門経済学」、ノーベル経済学賞受賞者で数多の名門大学で教鞭を取ったジョゼフ・スティグリッツの「スティグリッツ入門経済学」、50代でノーベル経済学賞を受賞したMIT教授のダレン・アセモグルらが著した「アセモグル/レイブソン/リスト入門経済学」の3冊です。いずれも原書でも入手可能なので、翻訳書と原書を両方購入して、突き合わせしながら読むと、いろんな意味で良い勉強になると思います。
これら3冊はハーバードやMIT、コロンビア大、プリンストン大学といった大学でも経済学初学者向けのテキストとして使われているので、同じスタートラインに立って学べるのも魅力です。
これらの本がちょっと難しく感じ、数学をできるだけ避けるなら、ティモシー・テイラーの「スタンフォード大学で一番人気の経済学入門」のミクロ編とマクロ編を読む手がありますが、これは経済学は何かとりあえず概観したい人には向いていますが、より専門的な経済学書を読むための準備にはなりません。
日本の経済学者のよる入門書も東大名誉教授の伊藤元重の「入門経済学 第4版」などがあります。ただ本腰を据えて理論経済学を学びたいのであれば、僕は上記の3冊のいずれかを読むことを勧めます。これらの入門書を読んで理解できたら、例えばマンキューであれば、「マンキュー経済学ミクロ編」「同マクロ編」を読むのがコースです。これぐらい読んでおけば、国内のあらかたの経済学部の卒業生レベルの理論経済学の知識を身に付けられます。この辺を2年までに読み終えて3-4年で専門的な研究をするのが東大、京大、一橋大の経済学部の学生というわけです。
昨今評判の行動経済学やMMTは、これらの理論経済学の基礎の上にあるものなので、これらを読めば、ツイッターでこれらの主張をしている人たちの理解がいかに浅く、言っている内容がいかに浅薄であるのかもよくわかると思います。
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