夫は報連相が全くできません。

お話しされている内容がそのままだとすれば、質問者さんの要求していることは別におかしいことだとは思いません。

ただ、僕自身の話をすれば、新婚当時の仕事が記者だったので、いったん仕事に出たら、いつ家に帰れるか、自分でもわかりませんでした。数日家に帰れなかったこともよくあります。今日は早く帰れるかも、と言っておいたのに、状況が変わったこともよくありましたが、その時、妻に電話を入れるなんて思いもよらなかったです。「愛妻弁当を持ってくるような記者は俺の部下にはしない」と公言するようなデスクがいるような世界だったので、妻は今もそれが「世間一般の常識」だと思っているフシがあります。

現在ではそういうこともなくなりましたが、そんな時、僕が連絡を入れるのは、家政婦さんであって、妻ではないです。妻や娘も自分の都合で出かけるので、例えば夕飯時に誰がいるか、りおぽん家で把握しているのは家政婦さんだけです。

お金については、家計のお金をすべて把握しているのは僕です。日常のお金は家政婦さんにまとまってお金を渡してあり、彼女が裁量で使っています。妻は結婚以来、たぶん家計に関心を持ったことさえないと思います。家政婦さんたちの人件費などを含めた、生活に必要なお金の一切は僕がすべて出す約束なので、妻の稼ぎはすべて妻のお小遣いです。妻の交際費などはそこから出ています。僕が妻の税務処理をしているので、総額は把握していますが、細かい使い道は、経費になるもの以外、わかりません。同様に僕も家計費さえ出せば、残りはすべて僕の裁量で使っていいという約束なので、1億の絵を買っても妻に報告することはないです。妻のグランドピアノなどは僕がお小遣いの中で買いましたが、妻は「家には自分が必要なお金はあるもの」と思ってはいると思いますが、資産がいくらあるかなんて知らないし、興味もないと思います。娘も高給取りですが、これも僕は年収総額を税務処理のため把握しているだけです。

あんまり参考にならないりおぽん家の事情を延々と説明したのは、「家庭が100あれば、100通りのやり方がある」と言いたかったからです。たぶん、りおぽん家のやり方を知って呆れる人の方が多いと思いますが、りおぽん家ではみんな、このやり方が居心地がいいので、こういうやり方に落ち着きました。

質問者さんの事例では、質問者さんが今のやり方に納得できていないわけですから、旦那さんとよく話し合われて、双方が納得できる着地点を探られたらいいと思います。