質問
私はドビュッシーが好きなのですが、お好きなCDや奏者など有りましたら教えて頂きたいです。
回答
ドビュッシー、良いですよね。僕も大好きです😊。ただ、好きなので逆にたくさんの名盤を揃えちゃっているので、かえって絞るのが難しい。
まず、管弦楽曲。「海」「牧神の午後への前奏曲」「夜想曲」「映像」なんかです。これは古くからジャン・マルティノン、パリ国立放送管弦楽団のものが決定版と言われてきました。僕もこれをよく聴きますが、かなり古い録音です。初めてなら、トゥルトゥリエ、アルスター管弦楽団の「ドビュッシー管弦楽作品集」かブーレーズがニューフィルハーモニア管弦楽団やクリーブランド管弦楽団を振った「ドビュッシー管弦楽作品集」が僕はお気に入りです。デュトワ、コントリオール交響楽団の「ドビュッシー管弦楽作品集」もオススメできます。クリヴィヌは国立リヨン管弦楽団を振った盤とパリ国立管弦楽団を振った盤がありますが、どちらも良いです。僕は明確で知的なブーレーズの指揮が一番好きですが、今買うならトルトゥリエかクリヴィヌがいいと思います。でも、ちょい古いマルティノン盤以外は、買って損はしないと思います。
ピアノ曲。これはまずはパスカル・ロジェでしょう。色彩豊かで繊細なドビュッシーらしいドビュッシーが聴けます。ミシェル・ベロフも良いです。ベロフはドビュッシーのピアノ曲集を何回か録音しています。夭折した天才ピアニスト、ウェルナー・ハースのものは、端麗で美しい演奏です。アルトゥーロ・ミケランジェリの演奏は正確で端正なので、僕は模範的なものだと考えていますが、これは今買うとちょっと古く感じるかもしれません。日本人なら内田光子のものが有名ですが、僕は小川典子のものの方が好きです。そしてジャンマルク・ルイサダ。小難しいことを言うクラシックマニアにはあれこれ言われるルイサダですが、とてもエスプリの効いた洒脱なドビュッシーが聴けます。僕は大好きで、彼のコンサートはよく聴きに行きます。古い録音では、サンソン・フランソワがドビュッシーらしい名盤だと思っています。
ドビュッシーのピアノ協奏曲と言える「ピアノと管弦楽のための幻想曲」。これはいろんな盤がありますが、いまだにマルタ・アルゲリッチがダニエル・バレンボイムと共演した名盤を超えるものは出ていないと僕は思います。
ヴァイオリンソナタ。これはドビュッシーらしいかと言われると疑問なんですが、若い頃のチョン・キョンファがラド・ルプーと共演したものがあまりに情熱的で美し過ぎます。他にもいろんな人が弾いているんですが、これがあまりに印象的で。何度聴いているかわかんないです。他に勧められるのは、オーギュタン・デュメイがマリア・ホアン・ピリスと共演したものかなぁ。最近のものでは、イザベル・ファウストが良いです。キチンとしたドビュッシーなら、ジャック・カントロフかシュロモ・ミンツ。思い付くのはこの辺りです。
室内楽。もう古ーい演奏ですが、ジャンピエール・ランパルのフルート、リリー・ラスキーヌのハープ、ポール・トルトゥリエのチェロといった名手たちが揃った名盤を僕はいまだに愛してやみません。あとはパスカル・ロジェのピアノ、パスカル・ベルノルトのフルートという「3つのソナタ」というCDは良いです。弦楽四重奏曲は決定版がまだないです。アルバンベルグ四重奏団やブダペスト弦楽四重奏団、ラサール弦楽四重奏団のCDを持っていて、気分によって聴き分けています。
最後に歌曲。これは長らくセザール・スゼーというバリトン歌手の「歌曲集」が決定版として君臨しています。最近のものでは、僕はステファヌ・ドゥグーのバリトン、ゾフィー・カルトホイザーのソプラノという「ドビュッシー 歌曲集」がお気に入り。
ドビュッシーがお好きなら、青柳いづみこさんの関連著作は読まれていますよね。僕はパリの香りがするので、お気に入りです。
相場予測noteを無料お試しできるキャンペーン!
- 相場当てまくりの相場予測noteを無料で読める!
- 秘密の爆益銘柄を無料でチェックできる!
- 紙書籍が郵送されてくる!
- 総額1万円相当を無料でプレゼント!
超豪華な特別キャンペーンをIG証券様が実現してくれました!
- 私の相場予測を無料で読める!
- 総額1万円相当のプレゼントを無料でゲットできる!
IG証券でしか取り扱っていない投資対象が山ほど存在するため、私のように幅広い投資対象へ投資するなら必須の口座ですね!私自身もIG証券を利用しています!
秘密の爆益銘柄も公開中!
ブログの記事は全て無料で読めますが、相場予測noteに関しては有料記事となっています。
予言書とか言われちゃうレベル!?
驚異の的中率!爆益銘柄の公開!
別格すぎる相場予測を公開中!