勉強や仕事してる時の集中力に自信ありますか。

ああ、これについては、かなり自信がある。常人とは違うと言ってもいいと思う。いったん集中すれば、1日、2日、寝ることも食べることもなく集中するなんてことが、若い頃にはよくあった。記憶力にも自信があったから、いったん集中すれば、かなりのことができた。

僕は本当に中学3年から高校2年の夏まで、まったく勉強しなかった。授業もサボりまくり、高校1年では、あと1回遅刻したら留年というところまで追い込まれた。それぐらいしなかったんだよ🤣。だから、学校の成績は400人中、常に390番台だった。それが高校2年の夏休みに、雙葉の彼女に「大学はどこに行くの？」と聞かれて、見え張って「東大に行くつもり。悪くても慶應かな」って言っちゃったんだよね。合格するメドなんてまったくなかったのに(それにしても、僕の転換点は常に女の子だな😅)。

で、やるしかなくなって、高校2年の2学期、真面目に授業に出てノートを取った。そして集中して試験勉強をしてみた。そしたら、中間テストでこれまで390番台だった成績がいきなり70番台まで上がったんだよね。開成高校で他の生徒をこんな短期間でこれだけごぼう抜きするのは、かなりの難事だと思う。開成高校で70番台は東大合格圏内だから、本当に東大を受けられそうになってしまったんだよ。でも、さすがにこれだけの成績アップはおかしいというので、先生からカンニングをだいぶ疑われたけどね🤣。

でも、これで安心した僕は、また勉強しなくなり、成績は緩やかに降下していく。「いや待て、マジで受験勉強でもするか」と思ったのが高校3年の5月下旬、運動会が終わってひと段落した頃の話。ここからはかなり集中した。夏休みは必死にやった。成績も急上昇して、高校3年の2学期には、駿台の東大模試でも河合塾の東大オープンでも、東大文IIは余裕でA判定を取れるぐらいにはなった。この間、約3ヶ月。だから、実際に東大を受験する頃には、自分が落ちることはありえないと思って臨むことができたんだよ。カンニングを疑った先生から「文Iでも楽に受かるぞ。志望先を変更するか？」と聞かれたときは、爆笑した。

よく東大受験にどれぐらいの準備をしたか聞かれるから、「半年ちょっとです」と答えると「ぜったい嘘だ」と言われるんだけど、本当に正味半年ちょっとなんだよね🤣。っていうか、高校でまともに勉強したのが半年ちょっとなんだけどね😂。

社会人になってからも、こんな具合にサボりまくった後、短期集中で乗り切ったことがいろいろある。だから、集中力はかなりのハイレベルだと思う。