
質問
マスコミの業界内における「中立」の意味について、詳しく説明願いたいです🙇
回答
思想的な「中立」についてかなり素朴な認識をお持ちのようですから、一度キチンと「人は中立たり得るか」という近代哲学以降の議論を哲学書で追いかけてみるのがいいでしょう。例えば僕は「是々非々であろう。中立であろう」と心がけているんですが、それさえも「是々非々である」という自らの立場を選び取っているとも言えます。
メディアも別に「中立ではない」報道をしようと考えている訳ではありません。ただこれには価値判断が伴います。一番ややこしいのは「正義」という概念で、どんなに中立的であろうとしても、なんらかの形で「何が正しくて何が間違っているのか」という価値判断を下すことは避けられません。これは記者が自分が書く記事を客観的であらんとするのとは別次元のお話です。
例えば新聞社には伝統的な記事執筆スタンスというものがあります。朝日新聞なら朝日新聞、産経新聞なら産経新聞なりにこれはあります。その上で各社とも「自分たちのこの考えが正しくて正義にかなう」と考えている訳です。「中立ではない報道をしよう」と考えているメディアは、よっぽどのプロパガンダ紙でもなければありません。
そしてメディアには「読み手」が存在します。朝日新聞が言うことを「中立的で正義にかなう」と考えている人にとって、産経新聞の報道スタンスは偏向していて中立的ではありません。逆もまた然りです。
そして記者になるような人間はもともと「読者」であるんです。朝日新聞の書く記事が「中立的で正しい」と考える人間は滅多に産経新聞に行こうとは考えません。就活の難易度や就職後の収入がだいぶ異なるので、どうしても記者になりたいと思う人は産経新聞を受ける場合がありますし、産経新聞の記者が朝日新聞からスカウトされれば転職を考えるとは思いますが、それは本質ではありません。僕が就活した頃は学生の多くが左がかっていましたから、「さすがに産経新聞はありえない。ということが常識のように言われていました。さて、これは中立的でしょうか。
こうやって採用された人たちが記事を書く訳ですから、自分たちが考える中立的な立場は再生産され、そのメディアなりのゴールポストができる訳です。
繰り返しますが、これは記者が自分が書く記事に客観性を持たせようとする努力とは別次元のお話ですし、メディアもあえて「中立的ではないようにしよう」と考えている訳でもありません。
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