質問
「日経平均株価指数」は、ユニクロ指数と言われたり日本半導体指数と言われたり最近は日本nvidia指数という人がいたり(nvidiaの株価に連れ安するかららしいです)、キャップを導入してなんかよくわからなかったりして、日本経済の力を反映した優れた指数だという人が少ない印象があります。その割にニュースなどはTOPIXより日経平均ベースで市場の値動きを総じがちで、いまだメイン扱いです。
これを役目を果たしたということで無くしてしまって、JPX400指数などをメイン指標にすることはやはり難しいでしようか。見るからにETFや投信の扱いが困難そうですが。
回答
「日経平均株価(225種)」って、日本経済新聞社がダウジョーンズの「ダウ工業株30種平均」をモデルに算出する古臭い手法だから、僕が経済記者をやっていた1990年代には、すでに「時代遅れで使えない」という評判だった。それから30年は経つけど変わらないねぇ。これは憶測だけど、日本で圧倒的に力を持っている経済紙の日本経済新聞社が、自社で算出するこの指数をメインで使っていることも大きいんじゃないかな。構成銘柄の入れ替えとか、ある意味で日経新聞社の日本の大企業に対する力の源泉だし。
算出方法も古臭いんだよ。構成銘柄の株価をぜんぶ合計して、除数の調整と株価換算係数の調整をやっているだけで、本質的に「単純平均」。だからファーストリテとかSBGとか、やたらと日経へのインパクトが大きい銘柄が出来てしまい、大口機関投資家に操作可能し易くなる。
ダウや日経以外の各国の株価指数、例えばドイツのDAX30やフランスのCAC40、英国のFTSE100、そしてもちろんS&P500も、ぜんぶ「時価総額加重平均」だから、有力銘柄を使って指数を作るにしても、せめてそれぐらいはしないとね。でもこの件について、日経新聞社の腰はずいぶん重いんじゃない。
TOPIXはそれはそれで問題があるし、日経新聞社にとってTOPIXが主流になるのは面白くない話。日経新聞社と日本取引所グループが共同開発した「JPX日経400」が算出されるようになって約10年だけど、徐々にこれに置き換わっていくのを待つしかないんじゃないかな。東証(日本取引所グループ)や日経新聞社もその目算じゃないの。
米国株だってずっとダウ平均が主流で、S&P500の方が主流になったのは、比較的最近の話だからね。
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