
質問
シニョリッジの話ですが、貨幣発行による悪いインフレーションに関して、Bailey curveだと、real seignorageが0.8超えたところぐらいで、インフレーションが急速に加速するようになっていますが、ここに貨幣の中立性を主張するというのは間違ったことでしょうか。
見当違いな質問でしたら申し訳ないです🙇
回答
貨幣の中立性というのは、貨幣の供給量増大はインフレ率にはインパクトを与えるけれど、経済成長にはインパクトはない(中立的である)というのが本質です。リアルシニョリッジを一定以上増加させようとすれば、あるところからインフレが急速に亢進するというのはよく知られたことで、それだけで貨幣の中立性を主張し切れないです。
これは実証的な研究も進められているんですが、日本のような経済成長率が鈍化した経済先進国で、多くのシニョリッジを得ようとして貨幣をバンバン発行すると、悪性のインフレが発生して、その弊害がリアルシニョリッジを大きく上回ります。これが先日来のお話の大前提です。
しかし貨幣の供給量増大とインフレ率の関係の実証的研究では、必ずしもはっきりとした相関性がないことが分かっています。まだ明確な理論化はされていないんですが、経済成長が著しい開発途上国において、経済成長率の範囲内で貨幣の供給量を増やす分には、インフレ亢進効果を経済成長増進効果が上回り、さらには政府はシニョリッジを手にできるという研究結果があります。
経済成長率の範囲内という前提はありますが、この場合、貨幣は中立的ではないということになります。
金融政策はこうした状況を考慮しながら進めなくてはならないので、貨幣の中立性の議論は一筋縄ではいきません。
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