質問
氷河期世代の末端アラフォーのものです。
日本にいては暗い老後となるだろうと確信してます。今からでも海外へ行けるのか、国内で資産を増やし公的サービスに頼らない環境を作るべきか悩みます。言語は英語(TOEIC900程度)のみ、資産1億弱、特別なスキル無しです。りおぽんさんのお知恵を拝借できれば幸いです。
回答
漠然と「海外に移住すればなんとかなるんじゃないか」という思いで海外移住するのは、勧めにくいです。一度移住すると後戻りはなかなかしにくいですから、①どの国に移住して、どの地域・都市に住んで、②どんな暮らしで生計を立てて、③子女教育を含めて家族が移住後の生活に適応できるか、などを考えておく必要があります。海外で働くためにはワークパミットも就労ビザも必要です。良い仕事はなかなか見つけにくいです。そもそも永住には特定の技能を持っていたり、特定の職業に就いていることを求める国がわりとあります。
例えばオーストラリアやカナダ、ニュージーランド、米国には永住者を取得するには職業リストがあって、それに該当するか、資産条件を満たさなければなりません。カナダで資産条件を満たして投資家として永住ビザを申請するには、確か純資産が2億円は必要だったんじゃないかな。実際には3億円は欲しいところです。
オーストラリアの上級投資家ビザはもっと条件が厳しかったはずです。4-5億円だった記憶があります。ニュージーランドも投資家ビザで移住するにはニュージーランド企業への投資や自分の資産を併せて2億円ぐらい必要だったと思います。
米国もEB-1、EB-2、それにEB-3というカテゴリーでグリーンカードを取得するのはとても難しいですし、EB-5という投資家プログラムでグリーンカードを取得するには180万ドル以上を米国で投資して、2年以内に米国人を10人以上雇用するという2条件をどちらも満たすことが条件だったと思います。
これらはコロコロ変わるので、正確にはご自身で調べてください。ことほど左様に先進国に移住するのは難しいんです。
フィリピンは移住条件が比較的緩いので、移住先として最近人気ですが、就労可能なクオータービザは限定数があるので、取りやすいのはリタイアメントビザかやはり投資家ビザです。シンガポールでは就労ビザで移り住む人が多いですが、あれは更新期間が短いです。でも投資家ビザは純資産が10億円以上だとかシンガポール政府が認めたベンチャー企業に2億円ぐらい投資するかなど、いろいろ条件があります。
そして海外移住には予想もしていない事態に遭遇するケースがあることにも、注意しなければなりません。例えばシンガポールなどには2年間の兵役があります。質問者さんは年齢的に兵役は課せられないでしょうが、もし家族で移住すれば、男子のお子さんには兵役があるわけです。日本にいれば兵役を気にすることなんてありませんが、移住すれば、スイスなど兵役がある国がけっこうあります。米国には現在、徴兵制度はありませんが、選抜徴兵登録制度というものがあります。米国軍は常に人手不足なので、万が一、米国が大掛かりな戦争に巻き込まれたら、お子さんが招集されて、戦争に行かせる覚悟もしなければなりません。
それでも永住するかどうかです。こうしたことを移住前には調べて、一つずつ問題を調べて、移住先を絞り込んでいく作業が必要です。またご自分だけの英語力だけでなく、ご家族の英語力も求められるケースがあります。
そしていろいろ調べて移住しても、やっぱり自分には合わなかった、日本に戻りたいという人が多いですから、最悪のケースを考えて、移住をやめて日本に戻ってどうするかという逃げ場を用意しておかなければなりません。
こうしたあれこれを踏まえて、躊躇するようだったら、日本で資産を増やして公的サービスに頼らない老後を設計するという手段を選んだ方が無難だと思います。
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