【政府閉鎖問題で株価はどうなる?】
✅今週の注目ポイント!
米連邦議会は9月30日に「つなぎ予算」案を可決して、政府閉鎖を回避しました。
このつなぎ予算が11月17日に底をつくので再び政府閉鎖の危機を迎えています。公共サービスが停止され、当然公務員の給与も支払われません。
政府閉鎖は経済成長を低下させるだけでなく、実際に市場に流れる資金も減少します。公務員の給与が支払われなければ、その分だけ株を買う人とお金が減りますよね。
ムーディーズが米国債の格付け見通しをネガティブに下げた直後に、政府閉鎖ともなれば、米国債の格付けがAaaから格下げになる危険性もあります。
こうなれば、株式市場は軽いショックを起こす可能性がありますね。
・CPI
・政府閉鎖を回避できるか
この2つが今週の注目ポイントですね!
政府閉鎖を回避できるのか、現在までの流れを簡単にまとめますね🐰
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現在の米国は「ねじれ議会」となっています。
・バイデン大統領は民主党
・下院は共和党が多数派
・上院は民主党が多数派
予算を通すためには共和党が多数派の下院で議決された上で、民主党が多数派の上院で議決される必要があるので厄介な状況ですね。
しかも、下院で多数派を握る共和党も一枚岩ではありません。
保守強硬派であるフリーダムコーカスという勢力が一定数存在しています。
前回の「つなぎ予算」ではマッカーシー前下院議長が与党民主党の賛同を取り付けて、なんとか可決できました。
しかし、フリーダムコーカスは民主党への歩み寄りに対して猛烈に反発。
結果として、マッカーシー氏は下院議長解任に追い込まれ、現在の下院議長であるジョンソン氏選出まで3週間余りの時間を要するという異例の事態に陥っていたのです。
新しく選出されたジョンソン下院議長は11月11日に新たな「つなぎ予算案」を発表しています。
この「つなぎ予算」が可決されれば、つなぎ予算案では農業や退役軍人関連など一部事業については来年1月19日まで、その他は2月2日まで資金を確保することができます。
ただ、この「つなぎ予算」案は民主党と共和党の双方から既に反発を受けています。
民主党側:ウクライナやイスラエルへの支援分が含まれていない
共和党側:大幅な支出カットを伴っていない
※民主党は「大きな政府」、共和党は「小さな政府」が基本理念。
実際、ホワイトハウスのジャンピエール大統領報道官は発表文で「下院共和党は両党の議員から非難されている不真面目な提案で貴重な時間を無駄にしている」と批判しています。
更に共和党側からもフリーダムコーカスのチップロイ議員からは「100%反対だ」と猛烈な批判の声が上がっています。
フリーダムコーカス以外で下院の半分を握ることができれば「つなぎ予算」は下院を通過します。
しかし、下院は民主党213議席、共和党222議席と均衡しています。
フリーダムコーカスの賛成を取り付けるか、民主党側と妥結しない限り「つなぎ予算」は可決することができません。
「つなぎ予算」であり「そもそもの予算」の議論ができていないことから、いかに現在の米議会がまとまりに欠けているかが分かりますね。
今週末に向けて相場を大きく動かしうるイベントなので、私も政府閉鎖の動向については注視していきます🐰
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