【CPIの速報と考察】
インフレ再燃の可能性はまだ止まってない!?
先ほどアメリカの11月(10月分)の消費者物価指数(以下CPI)が発表されましたね。
物価は全ての市場に影響する超重要項目です!
実際にFRBもインフレ再燃を懸念しています。
パウエル議長をはじめ、各当局者たちは先週、利上げに対して強気のタカ派発言を見せてましたね。
パウエル議長:「さらなる引き締めが適切になれば躊躇しない」「米経済は構造的に利上げに対して強靱かもしれない」
ダラス連銀ローガン総裁:「インフレは依然として高すぎる」「インフレ率は2%ではなく3%に向かう傾向にある」
ミネアポリス連銀カシュカリ総裁:「利上げ終了を確信できない」「金融引き締めが不十分になるよりも過剰になるくらいの方がよい」「「必要ならFRBは追加利上げをするだろう」
金利が上昇する事で資産のリスクプレミアムが低下し、株価の下落が大きくなる恐れがあります。
今回発表されたCPIを詳しく見る事で、今後の動向を先読みする1つの材料にしていきます。
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それではCPIの現状を見ていきましょう。
直近5年のCPI推移を見ると、2022年6月をピークにCPIは下がり続けていましたが、今年の6月を機に反発上昇。
そこから3ヶ月連続でCPIは上昇を続けました。FRBが強気の姿勢を見せ始めたのも、これが大きな要因の1つでしょうね。

前年比との違いを追うことが、CPIでの重要なポイントの1つです。
今回の場合、発表されたのは10月分の結果なので、22年9月〜10月の差と23年9月〜10月の差を比較する事で今後のインフレ動向を詳しく考察できます。
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前年のCPI結果(22年の9月〜10月)と今回の結果を見比べてみましょう。
2022年の9月〜10月の結果を見ると、食料品並びにサービスは上昇するもエネルギーの下落が大きく下回ったため、全体の消費物価を押し下げCPIは下落しました。
2022年後半はウクライナ問題とインフレが大きな要因となり、目一杯上昇したエネルギー価格が落ち始めた頃でしたね。
食料品とサービスも一緒に落ちれば問題なかったんですが、労働市場が好調であり金利も高いため現在も大きな下落は無く、インフレ沈静化の妨げとなっています。

これらを踏まえ、先ほど発表された23年9月〜10月のCPI結果を見ると、昨年同様、食料品とサービスは未だ上昇傾向にあります。
但し、エネルギーに関しては大きく下落が見られます。
サービスも詳しく見ると、輸送関係のコストは下落傾向ですね。

以上より、現在CPIの結果が原因で株価は上昇しています。
実際に視覚化してみると以下のようになっています。
赤:エネルギー
黃:サービス

赤のエネルギー価格の下落により、インフレ率が下落しています。
但し、黄色のサービスのインフレが全く下落していません。
昨今のCPIの下落は原油価格による投機的な動きが原因な可能性があり、インフレ沈静化が完了したとまでは言い難い状態です。
現在のインフレ再燃を沈静化させるためには、サービスインフレの下落が絶対条件であり、インフレ再燃の種が消えたとは言い切れないと思います。
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