質問
2024年10月30日 回答
りおぽんさんは以前、日本は相続税などがキツイので3代続けて大金持ちでいるのは大変と仰っていた記憶があります。また最近では富裕層への課税を更に上げるべきという世論が膨らんでいます。
そして、割合ではなく頭数としてはこれからの日本では老人すら減っていきますよね。
となると、消費税を微増させるなどこのまま誤魔化し誤魔化しやっていけば、半世紀後くらいに財政の収支バランスではそれなりにマシになるのでは?と思ってしまいます。
なので政府は財政の建て直しより、人口減による国力の低下問題を第一のテーマとし、税金を使うなら少子化対策に注力すべきと考えるのですが、りおぽんさんから見てどのへんがツッコミといえますか?
回答
たぶん「社会保障費=老人に使っている」と考えていると思うんだけど、昨年の内訳で見ると年金が約60兆円で、医療費が42兆円、福祉その他が約33兆円という構成。これをどう賄っているのかと言えば、社会保険料など各種保険料が約77兆円で、国庫負担つまり国の歳出が約37兆円、地方自治体の負担が約16兆円。
確かに老人が将来的に減少して行けば年金の支払い総額は減るけれど、少子高齢化で社会保険料収入もどんどん減る理屈。だからこのままでは、年金改革をやって年金額を大幅にカットするか、社会保険料などの保険料を今以上に増やすかっていう議論になってしまう。後者はさすがに避けたいところ。
医療費もデカいから、この改革も待ったなしだね。後期高齢者の医療費3割負担は当然として、それぐらいじゃぜんぜん足りない。この先、77兆円ある各種保険料収入が先細っていくんだから、消費税を微増して騙し騙しではどこかで破綻すると思うよ。社会保障費を聖域にせず、痛みをともなう改革が必要だと僕は考えている。
この社会保障費の中で子育て支援費は福祉その他に分類されていて、この約3分の1の約10兆円なんだけど、世代配分バランスが悪過ぎる。本当に少子化対策する気があるなら倍増でも足りない。もちろん少子化対策はお金を出せば済む問題ではないんだけど、現状では配分が少な過ぎるというのは同意。
いずれにしろ年金改革や医療保険改革を避けて、しかも各種保険料を増やさないんだったら、支払いの都合上、国庫負担を増やすしかない。赤字国債をこれ以上発行すると、歳出に占める国債費がどんどん増えて、借金を返すための予算編成になってしまう。だから基幹3税のどれかを増税せざるを得ないんだけど、となると消費税ってことになる。
プライマリーバランスって財政の建て直しというより、赤字国債ありきでずっと放漫財政をやってきたので、もうこれ以上国債費を増やしたらさすがに大変という話だよ。これ以上の借金漬けはまずいんじゃないのかってこと。
相場予測noteを無料お試しできるキャンペーン!
- 相場当てまくりの相場予測noteを無料で読める!
- 秘密の爆益銘柄を無料でチェックできる!
- 紙書籍が郵送されてくる!
- 総額1万円相当を無料でプレゼント!
超豪華な特別キャンペーンをIG証券様が実現してくれました!
- 私の相場予測を無料で読める!
- 総額1万円相当のプレゼントを無料でゲットできる!
IG証券でしか取り扱っていない投資対象が山ほど存在するため、私のように幅広い投資対象へ投資するなら必須の口座ですね!私自身もIG証券を利用しています!
秘密の爆益銘柄も公開中!
ブログの記事は全て無料で読めますが、相場予測noteに関しては有料記事となっています。
予言書とか言われちゃうレベル!?
驚異の的中率!爆益銘柄の公開!
別格すぎる相場予測を公開中!