
質問
ケネス・アローの一般可能性定理というか、一般不可能性定理というか好みはありますか?
今の日本の投票制度における選出方法で課題などお考えあれば伺いたいです。
回答
「ケネス・アローの不可能性定理」のもっとも顕著な適用事例が「コンドルセの投票のパラドックス」ですから、アローの世界観による社会選択理論である限り、「民主主義の投票制度」にはディストピアしか見えないです。
「アローの不可能性定理」に挑んだアマルティア・センの、「人間の利他性」に賭ける社会選択理論による投票制度に期待するしかないんだと思いますが、それを日本の投票制度に具合的にインプリメントする手法がまだ思い付きません。
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