通過ペアの表記について

ドル円もユーロ円も、そういう表記だと頭に染み付いちゃっているので、違和感がありません。むしろドル円が145円から150円になると、メディアが「円安ドル高」という方が、気持ち悪いです。ドル円の表記順で言えば、「ドル高円安」と書いた方が素直でしょう。145円から150円になって、「安くなった、安くなった」と言われても、ちょっと頭が混乱します💦。

ちなみに通貨ペアをどういう順番で表記するのかは、慣習によるところが大きいみたいです。例えばユーロやポンドは「EUR/USD」「GBP/USD」ですよね。割とドルが後に表記されることが多いので、ドル円は主要通貨において、けっこう異質です。ただニュージーランドドルは「NZD/USD」ですが、中国元は「USD/CNY」、スイスフランは「USD/SHF」とドル円と同様の順で表記するのが一般的であると思います。小数点以下にしないようにしているのかと思えば、ユーロとポンドは「EUR/GBP」です。

ちなみに円は韓国ウォンやマレーシアリンギットに対しても「KRW/JPY」「MYR/JPY」です。この辺、外為市場関係者がどういうルールで決めているんでしょうかね💦。僕にはわかりません。

円の場合は、円ドルにすると、例えば最近の値動きは「0.0071ドルから0.0068ドル」まで、円ドルは「安くなった」ことになります。でも、こう表記されると、どれぐらい動いたのか、僕にはぜんぜんわかりません💦。僕は今の表記でいいです。