投資主体のファンダメンタルやモメンタム、投資戦略などを学ぶことはどの程度重要で、そもそもどう学ぶべきですか？

あるレベルの個人投資家であれば、重要な投資主体である機関投資家やヘッジファンドが、何を考えて、どういう投資方針で臨んでいるか程度は調べていると思います。ただ精緻にわかるわけではないです。断片的に入ってくる情報から、「まあ、これからこう動くんだろうな」と類推するぐらいでしょう。僕自身はとりあえず、これで十分だと思います。正直言って、それ以上のことには手が回りません。

一般的な個人投資家がこんなことをする必要があるとは、僕はぜんぜん思いませんが、「旬刊商事法務」(商事法務研究会)という雑誌に「機関投資家に聞く」という名物連載があって、僕はこういったものをチェックしたりしてします。ちょっとツッコミが甘いんですが。少し前、この連載をまとめた同名の単行本も出ています。

でも株クラのポストを見ていると、株クラの個人投資家には、もっとやっておくべき重要なことが、他にたくさんあると思います。