質問
日経平均の株価換算係数が導入された経緯とかご存知ですか?みなし額面制度をやめた理由がわかりません。こんなのファストリとか東エレとかの値嵩株に有利すぎませんか?株式分割が奨励される一方でのこの政策はチグハグすぎませんか…?
回答
推測ですが、日経新聞社が日経平均の算出で「みなし額面」という制度をやめたのは、株式の「額面制度」というものがなくなって久しいので、その考え方が時代に馴染まないと判断したからだと思います。
なお、株価試算係数の導入は2021年10月1日からだったと記憶しています。この時すでに日経平均にすでに組み込まれていた銘柄は、確か9月30日時点のみなし額面をベースに係数を弾き出していたはずです。であれば、係数が導入された影響はほぼありません。
なお、日経平均の銘柄入れ替え条件は明らかではありませんが、値嵩株は組み入れられにくいと言われています。日経平均入りを目指しているとされる銘柄が株式を分割して、株価を1万円以下にするのもこのためだと思います。
現在、日経平均に組み込まれているファーストリや東京エレクトロンはみなし額面時代に日経平均入りしていますが、値嵩株を組み込んだんではなく、組み込んでいた銘柄が「値嵩株になったんだ」と僕は理解しています。
以上すべて記憶で回答しているので、真偽のほどはご自分で確認してください。
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