質問
りおぽんさんも「存在の耐えられない軽さ」が好きそう。
回答
超懐かしい話だ🤣。確かに大好きだったよ。一昨年、惜しまれながら閉店してしまったけれど、飯田橋に「欧明社」っていう、東京でマトモにフランス語を勉強した人なら知らない人はいないフランス語書籍専門の小さな書店があった。小さいけれど、専門書から「L’Express」「Le Monde」「Paris Match」みたいな新聞・雑誌、そしてフランス語のコミックまで、所狭しと置いてあった。ミシェル・フーコーやジル・ドゥルーズみたいな僕の大学生時代に流行っていた哲学書の原書をいち早く仕入れたのもここだったから、僕はこのお店で買っている。
僕は大学時代、神田駿河台にある「アテネフランセ」でフランス語を勉強して、確か上級だか最上級だかまで行ったんだけど、一緒に勉強している女の子たちと、授業が終わったら、この「欧明社」に立ち寄って、何か読むものはないかと探すのが習慣だった。他にはない本屋さんだったから、仏文学なんかの先生方もこの本屋さんだったし、飯田橋と市ヶ谷の間にある「東京日仏学院」、今の「アンスティチュイ・フランセ」の生徒たちも、館内の支店にない本は、この「欧明社」に探しにきていた。
「東京日仏学院」には僕も頻繁に出入りしていたから、フランス人の年上の友人も増えた。当時、恵比寿の「日仏会館」や南麻布の「フランス大使館」を除けば、「東京におけるフランス」は、ほぼこの神田駿河台から市ヶ谷までの狭い間に集中していた。
僕のフランス人との友人関係は、就職後も広がってフランス人のガールフレンドも出来た。「欧明社」にも最低で月イチは通い続けていた。
そして「存在の耐えられない軽さ」。あの本はチェコ人のミラン・クンデラって作家が書いた「プラハの春」をモチーフにした恋愛小説風味の本だけれど、クンデラがフランスのレンヌに亡命してから書いたものだから、最初に刊行されたのはフランス語版だった。そしてフランスでベストセラーになるんだけれど、この時点で日本では話題にもなっていなかったから、「この本が面白いらしい」という情報を、僕はフランス人のガールフレンドから仕入れた。そして「欧明社」に行けばあるかもしれないと思って行ったらあったから、僕はフランス語でいち早く読むことが出来た。読了後、仏文学のとある先生が、探してもないと嘆いていたので、貸してあげた思い出深い本。
その後、世界的なベストセラーにだんだんなって行くんだけれど、日本で話題になったのは、フィリップ・カウフマンが撮った映画が話題になってからだったと記憶している。本邦初訳されたのも、その頃ではなかったかな。
ところで「好きそう」っていうのはどういう意味🤣。主人公の外科医トマシュに似ているっていうんだったら、その当時、僕にこの本を教えてくれたフランス人の女の子に、ベッドで散々もう言われたよ🤣。
どーでも良いけど、ラストは一緒にはなりたくないなぁ🤣。
相場予測noteを無料お試しできるキャンペーン!
- 相場当てまくりの相場予測noteを無料で読める!
- 秘密の爆益銘柄を無料でチェックできる!
- 紙書籍が郵送されてくる!
- 総額1万円相当を無料でプレゼント!
超豪華な特別キャンペーンをIG証券様が実現してくれました!
- 私の相場予測を無料で読める!
- 総額1万円相当のプレゼントを無料でゲットできる!
IG証券でしか取り扱っていない投資対象が山ほど存在するため、私のように幅広い投資対象へ投資するなら必須の口座ですね!私自身もIG証券を利用しています!
秘密の爆益銘柄も公開中!
ブログの記事は全て無料で読めますが、相場予測noteに関しては有料記事となっています。
予言書とか言われちゃうレベル!?
驚異の的中率!爆益銘柄の公開!
別格すぎる相場予測を公開中!