トリュフを使った料理がおすすめなレストランありましたら教えてください。

そんなにトリュフが好きなら、イタリアのピエモンテ州にあるアルバって街で開催される「白トリュフ祭り」にぜひ行って。もう街のあっちこっちから、白トリュフの良い香りが漂ってくるんだよ。

白トリュフは黒トリュフよりお値段がグッと高いけれど、アルバにある「アグリツーリズモ・カッシーナ・アバーテ」という宿の白トリュフのディナーのコースは、比較的リーズナブルだったからオススメ。

アルバってトリノから1時間ちょっとのところにある小さな街だから、「白トリュフ祭り」をフルに堪能するには、アルバで宿を取った方が良いと思う。ちなみに「アグリツーリズモ」っていうのは、昨今イタリアで増えている農園や農家が経営する宿のことで、新鮮で農薬を使っていない料理を出すのが売りのところが多いけれど、この「アバーテ」もその１つだった。素朴だったけれど、宿の方のサービスも親切だった。日本の「民宿」をイメージして行けば、そう外れはない。

アルバではついでに、ちょっとお値段が張るお店だけど、「リストランテ・ピッツァ・デゥオーモ」というリストランテにも予約して行ってね。和風テイストを取り入れていたりとユニークなリストランテなんだけれど、最高級の白トリュフを使った白トリュフ尽くしのコースが食べられる。

ただアルバって田舎街だから、お店で注文する時は、簡単なイタリア語をある程度は覚えて行った方が良いと思う。日本人のグルメってアホだから、アルバなんかのリストランテに行って、英語が通じないと怒っているんだ。英語は世界の共通語じゃねーぜ🤣。「白トリュフ祭り」を堪能するにも、ほとんど英語が通じないイタリアのおやっさんやおかんがにこにこと出迎えてくれるから、ちょっとはトリュフネタで会話できると楽しいんじゃないかな。世界最高峰の白トリュフが味わえるんだし。

「白トリュフ祭り」は例年10-11月の白トリュフが旬の時期に開催される白トリュフの国際見本市で、会場ではいろんなリストランテのシェフが白トリュフの料理を作っていたり、近隣の農家が新鮮な野菜を持ち込んでいたりする。こんなもん英語は通じなくて当たり前。

もちろんピエモンテ州だから、料理には王道の「バローロ」や「バルバレスコ」を合わせたいところ。ワインの王なんて呼ばれる「バローロ」もピエモンテに行きゃお安く飲める。オススメは「パオロ・スカヴィーノ」「ジョヴァンニ・ロッソ」、新しいところで「エルヴィオ・コーニョ」ってワイン生産者。

「バローロ」では強過ぎる、もっと繊細な赤を、っていうんなら「バルバレスコ」だけど、ワイン生産者としては「ブルーノ・ジャコーザ」かな。「ジュゼッペ・コルテーゼ」もあるし、「ガヤ」という手はいつだってある。

晩秋のアルバで、モスカート・ダスティというピエモンテ州特産の微発泡性のマスカットの少し甘口の白ワインを、白トリュフの薄く切ったスライスをツマミに飲むのも最高だったよ😊。