中国のアンチモン輸出規制が半導体銘柄の株価に与えるリスクに対して考えを教えて頂けません？

「輸出規制」と言っても、輸出量を大きく減らすわけではなく、輸出管理に関連する法令を一部改正して、「アンチモンの輸出を政府の許可なしでは出来ないようにした」という話です。中国がレアメタルの輸出を政府の管理下に置いて、「戦略物資化」するのは今に始まったことではありませんから、特段のサプライズではなく、従って半導体株も反応しないんだと思います。

ただ中国のアンチモンの世界生産市場に占めるシェアは5割程度なんですが、後はタジキスタンとロシアです。レアメタルにおける中ロのヘゲモニーがどんどん強化されているのは、長期的に見れば半導体産業が抱える潜在的なリスクでしょうね。