質問
マスコミ業界で部長以上になると、ハイヤーで送迎してもらえる企業も多いんですか?
回答
マスコミ業界でハイヤーで送迎してもらえるのは、部長とかではなく、現場の記者でした。特に朝駆けや夜討ちという取材をする場合、仕事の必要上、ハイヤーでの送迎になります。これは例えば政治家や財界人の取材であれば、都心ではなく、自宅まで押しかけての取材になるからです。都心であればまだ簡単ですが、僕がマークした財界のご意見番のように、逗子に豪邸を構えているような方も珍しくないので、そこに行き帰りするために、ハイヤーが必要になります。
足で稼ぐ社会部の記者や、夜回りの必要性が乏しい文化部や科学技術部、生活文化部といった部門や整理部(テレビ局なら編成部)のような内勤の記者やデスクは必要がありませんが、政治部と経済部の記者にとっては、このハイヤーを差し回してもらうのが、日常になります。
そうすると、僕の住んでいたマンションに、毎朝、社旗を付けたメルセデスやキャデラック、センチュリーみたいな黒塗りのハイヤーがとまっていて、中で運転手さんが待機していることになるんですね。通勤途中の方たちが、「どんな要人が乗るんだろう?」と興味津々で眺めている中、20代の若造がヒョコヒョコ乗るのは、照れ臭いものがありました。
僕の頃はバブル期でマスコミの景気が良かった上、いろいろゆるゆるでしたので、こうして乗ったハイヤーを借りっぱなしにして日中の取材に回ることもできました。そして夜回りの後、「どうせ朝駆けに行くんだし」と車を返さず、その足で六本木あたりに行って、運転手さんには「寝ててください」と言い置いて、遊びに出ることもけっこうありました。完全な公私混同ですが、デスクも知っていて目をつぶってくれる時代でした。深夜はタクシーがつかまらないバブル期でしたから、これはありがたかったです。
僕らの当時はマスコミは超多忙でもあったので、例えば大手町から日比谷に移動しようとして、お金を節約して地下鉄で移動しようとすると、デスクから「お前はそんなにヒマな仕事をやっているのか」と叱られたりしました。あっちこっちに行く社会部の記者さんはわかりませんが、政治部や経済部の記者をやった僕にとっては、会社のハイヤーでなければ、タクシーというのが基本でした。
これは出勤時や退勤時もそうでしたので(そもそも電車が走っている時間には帰れませんでしたし)、月に3-4回ぐらい電車通勤すると、とても新鮮な気分になれたものです。出退勤時のタクシー代は会社の車両部の精算でしたが、それ以外の日中に使うタクシー代がせめて月10万は超えていないと、「あいつはちゃんと取材に回っているのか?」と疑われました。僕は会社のハイヤーを除くタクシー代が平均でだいたい月20万円以上だったと記憶しています。
しかしマスコミが斜陽産業になった今、こんなのは昔話で、みんなに電車通勤、電車移動が奨励されていると聞いています。
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