設備に衝撃を受けた高級マンションはありますか？

衝撃を受けたことはないなぁ。高級マンションと言えば天カセエアコンだけれど、我が家は全館空調。ディスポーザーは便利そうだけれど、いろいろ分別しなくちゃならないからかえって面倒そう。非常電源設備は我が家は民生用のちゃちいやつではなく、商業用を備えている。免震構造だし。

ミーレの食洗機や冷蔵庫をウリにしている高級マンションもあるけれど、我が家はガゲナウのでっかいビルトインが2台で、ユーロカーブのデカいワインセラーなんかも2台ある。システムキッチンはアイランドキッチンを含めてぜんぶブルトハウブ。

家政婦さんやお手伝いさんたちが楽に働けるように、キッチンは約38畳あって、これに約16畳の食器庫、16畳の家事室、9畳のパントリーが付設している。

一部に天然石なんか使っているマンションがあるけど、我が家はふんだんに天然の本磨きの御影石や大理石を使っている。タイルは気に入ったものをイタリアやスペインから取り寄せたし、フローリングの床材はすべてリストーネジョルダーノ。

洗面所がダブルボールであることも高級マンションの目安だけれど、我が家はそんなチャチなことは言わず、ドレッシングルーム自体があっちこっち10ヶ所以上ある。こうした洗面所やキッチンの水栓金具はドイツのグローエで揃えたけれど、そこまでこだわっているマンションはまず見かけない。

そもそもバスルームとドレッシングルームとトイレは、家族の寝室と客室にはそれぞれに付属しているんだけど、日本のマンションではそんなやり方はまず見ない。バスルームを共有しているのは使用人の人たちだけ。バスルームはグローエの大型レインシャワーが備わっている。バスタブもみんな日本のジャクソン。

玄関が広いことも高級マンションの特徴だけど、我が家は正面玄関は二重になっていて、広さは30畳以上ある。これに10畳のクロゼットと8畳のシュークロゼット、12畳のドローイングルームがくっ付いている構造。他にガレージ用の玄関とサービスエントリー(通用口)もある。

洗濯機を扉なんかで隠せる構造になっているものもあるけれど、我が家はそもそも約6畳のランドリールームが独立していて、ミーレの大型ドラム式洗濯機や乾燥機があるはず。ここ数年入ったことがないけれどね🤣。もちろんキッチンやランドリールームなどはこうした大型家電が利用できるよう、電源周りを建築時から配慮してある。

PP分離、つまりプライベートとパブリックのスペースが分離されていることも高級マンションでは重要な要素だけど、我が家は2階にパブリックスペースを配置していて、1階がプライベートスペース、3階が寝室や使用人の私室という割り当てになっている。それを2基のエレベータと4つの階段が結んでいる。

階段はわざわざ特注して、アールヌーボー風の手すりにステンドグラスがはまっているものまである。お手伝いさんたちは洗濯物を干しに2階から屋上に行くけれど、導線を考えてあるので、洗濯物を抱えたお手伝いさんが来客とバッタリということはぜったいない。

ちゃんとしたパティオやいくつかのアウトドアリビング、グランドピアノを2台置いても余裕の完全防音の音楽室やガンガン鳴らせるオーディオルーム、温水の室内プールにアスレチックジム、撮影スタジオ、ビリヤードルームに合計約90畳ある美術品置き場があるマンションは聞いたことがない。茶室に坪庭があるマンションは見たことがあるけれどね。サロンルームという名の小部屋もいくつかあるし。屋上に開放的なジャグジーがあるのも一戸建てならでは。

ガレージは最大で車が7台置けるし、満杯なら玄関先のアプローチに置けばいい。ここも満杯なら近所にある僕の貸駐車場に置くという奥の手だってある。

そもそも書斎、書庫、オーディオルームにサンルーム、人形ギャラリー、ミニキッチン付きのドレッシングルームとシャワールーム、僕用トイレという1階の「僕のエリア」だけで約200畳あるから、これだけでたいていの高級マンション1戸分より大きい。

友人のドムスシリーズのマンションに行って、「ここはちゃんと本物を使っているんだ。さすがだ」と感嘆したけれど、それで衝撃を受けたわけではない。

マンションにある設備で一番羨ましいのは、大型マンションでよくある粗大ゴミがバンバン捨てられる巨大なゴミ置き場かな🤣。あれは敷地があっても自宅前には作る気になれなかったけれど、便利そうではあるよね。玄関先はロートアイアンの門扉にスロープの付いたアプローチ、前庭、小洒落た車寄せを設けることしか思いつかなかったよ😅。