焦燥感に駆られ不安に過ごすことが多く、何か突破口になるようなアドバイスや、似たような悩みを抱いた方のケースをご存知でしたら教えていただけないでしょうか。

質問

ここ数ヶ月、焦燥感に駆られ不安に過ごすことが多く、何か突破口になるようなアドバイスや、似たような悩みを抱いた方のケースをご存知でしたら教えていただけないでしょうか。
40代半ばでいわゆるミッドライフ・クライシスなのかもしれませんが、これまで真剣に自身の生き方と向き合って来なかったツケを払う時期が来たのか、とも思っています。
体力や機能の低下は感じますが、持病はなく、経済的な面での老後の見通しも贅沢はできませんが悲観的ではありません。
ただ、仕事にしてもプライベートにしても今まで特にやりたいこと、情熱を傾けられるものがなく、何となく目の前にあることだけをこなして生きてきた自覚はあり、このままでは更に年齢を重ねるごとに焦りや不安感が大きくなりそうです。
自分でもこの気持ちを整理しきれておらず、ぼんやりしたご相談で申し訳ありません。

回答

過去何度か回答してきましたが、「40歳」というのが１つの重要な節目になるんです。体力・気力・経験のバランスが取れて充実しているからです。会社勤めであれば社内的ポジションも自分の裁量権が大きくなっている場合が多いです。ここで「十年の計」を立てて、50歳ぐらいまでに、死ぬ時に振り返って「自分は何にもしない人生だった」なんて思わないような「何か」を仕事でも趣味でも恋愛でも、何でもいいので何か1つ成し遂げておく。これが50歳以降の人生でのちのち響いてきます。

僕自身、この考え方をとある企業経営者の方に教えられました。その結果、人生で悔いを残さない仕事は新聞社にはないと判断、37歳で新聞社を退職して自分の会社を設立しています。そして38歳でIT企業にヘッドハントされた時、「ここには50歳までにやる仕事が何かありそうだ」と考えて、転職を決意しています。その結果病気にはなりましたが、いろんなこともできて、ついでに財産も構築できました。

僕は50歳で会社員生活を終えています。50代で大学教授にはなっていますが、これは過去の仕事の実績が認められたためで、ある意味では会社員生活の退職金みたいなもんです。50歳以降は海外を長期旅行したり、趣味に打ち込んだりしてきました。ちなみに「女の子」はその趣味の1つです🤣。「やるこたぁやったから、後の人生は好き勝手に生きちゃえ」というのが50歳以降の僕の人生における基本方針です。

以上のように、本来であれば、40代半ばというのは、この「40歳を前に決断した「十年の計」を成し遂げる「道程」であることが望ましいんです。おっしゃる通り40代半ばになれば、体力の衰えは感じるはずです。僕らの仲間内では「40男の体力は釣瓶落とし」なんて話がありました。言っておきますが、これからどんどん急激に落ちます。やりたいこともだんだんやれなくなります。

幸いにして僕は、先日の一般精液検査でも、主治医の友人が「お前の精子の動きは30代じゃねーのか？」と爆笑したほど、いまだにあっちの方は元気で日々楽しんでいます。「お前は糖尿病持ちなのにそんなに元気なのはおかしい」と言って、この友人がテストステロンという男性ホルモンを検査したら20代後半から30代前半の値だったので爆笑されたのは、以前回答したことがあります。

しかし早い男性であれば40代後半で急速に衰えて50歳前後で引退になります。女性でも50歳以降60歳ぐらいまでには閉経するので、その前には更年期障害を迎えます。男性でも最近、ホルモンバランスの変化で更年期障害があることが知られています。

ということで、40歳前後で何かを始めてなければ、40代半ばで焦り出すのも当然なんです。はっきり言えば今がラストチャンスに近いです。あと5年経てば、かなり自分が思うような通りにはできなくなります。「10年の計画」を立てるのにはもう遅いので、やむおえませんから「5年計画」を立てましょう。せいぜい甘く見積もって7年です。

僕はいまだに50代後半か半ばと10歳ぐらい若く見られることが多いですが、それでも50代後半といえば「年配者」という扱いになるのがおかしくありません。そういう歳にあなたは差し掛かっているんです。このまま行ってあと10年経ち50代後半になれば、もう長期計画は立てられません。「老後」に向けての生活プランを立てることになります。

以上、僕の個人的な所感を述べましたが、現在の仕事にもプライベートにも、特に情熱を傾けるものが何もない人生をこのままのんびりと過ごすのも、あなたの自由なんです。それで静かに朽ちていくのも、別に悪いことではないんです。やるかやらないかを決めるのは、ぜーーーんぶ、あなたで、僕の関わるところではありません。

ただ僕の友人にはそういうタイプがほとんどいなくて、いまだに会社経営者をやったり、大学教授として研究に勤しんでいたり、いろんなことをやってる連中が多いです。まったくアホなヤツらが多いんですが、総じて世間一般の同世代より老けていないのが特徴だと思います。

僕の女の子たちとのイチャイチャ話を読んで「けしからん」と思っている方もいるでしょうが、つい先日、僕のWikiの項目にもなっている悪友が、奥さんと愛人をともなって海外旅行に行っていました。それが道徳的に正しいのかどうかはともかく、「元気すぎる老人たち」であることは確かです。この友人もWikiの項目になるぐらいですから、やることはやっちゃっていて、もう好き放題に生きているようです。

某東証プライム上場企業の会長をやっている悪友もいるんですが、彼と2人で麻布十番や西麻布で遊んでいると、港区女子に逆ナンされるのは以前ポストしました。こういった悪友たちとお金を出し合って、僕らは港区内に僕らの秘密の遊び場になるバーのようなお店も経営しています。今も仲間内でいろんな計画が進行中で、ほぼ「秘密基地を作って喜んでいる小学生」状態です。これは楽しいですよぉ。

まったく困った老人たちだと自分でも思いますが、これもほぼみんなが「すでにやることをやっちゃっているから」です。どう生きるのか決めるのは、完全に個人の自由です。ただ50代のある年齢からは、こうやって生きれるようにするのが、僕は「楽しい」と思います。

ここまでやっておけば、死ぬ時になって「何にもやらなかった人生だった」と振り返って、悔いを残すことだけはないんじゃないでしょうか。あとはなんかで逮捕されないように気をつけるだけです🤣。