質問
最近は投資環境が非常に良くなってきて、最近ではわけもわからずオルカンを買っている人たちを見かけます。投資環境が今後も良くなり続け、いつか労働者の大半が極小規模の資本家を兼ねるようになった場合、資本主義経済はどのように変貌していくと思われますか?たとえば、今すでにおきている現象として、FIRE ムーブメントが経済成長を妨げるようなケースがあると思います。このような未来を分析するための経済理論はすでに存在しているのでしょうか?
回答
まず「労働者の大半が極小規模の資本家を兼ねる」ということが、そもそも起こりません。投資家だからといって資本家だとは限りません。この定義を再確認された方がいいでしょう。
そして「わけもわからずオルカン」という層は、預貯金の代替手段としてやっているだけです。今は相場が良いので、みんなきゃいきゃい言っていますが、何かあれば直ぐに消えていく層です。
「NTT株にみんなが群がって、銀行株の上昇で儲かった金で豪遊した」ーーさていつの話でしょうか?
これは1987年頃の、いわゆる「財テクブーム」の話です。当時も何か投資をやんなきゃアホだという風潮があって、経済雑誌なんかが投資特集を組んだものです。でも、こんなのバブル崩壊一発で吹っ飛んでしまいました。今、「投資は危険だからやめておけ」というのは、これを経験した人が多いです。たぶん暴落一発で、この層は投資に懲りて消えていなくなります。
FIREについても懸念はしていません。FIREという行動自体は大昔からあったんです。僕の友人にも、起業した企業をIPOさせたり、売却させたりして富を成した人、ストックオプションで何十億円ももらってさっさと退職した人間がけっこういます。僕が社会人を病気リタイアした時に、約半年に渡って僕を静養させてくれたニュージーランドの羊牧場の牧場主をやっている友人がその典型です。彼とは彼が起業したIT企業の取材で知り合いました。彼はドットコムバブルのど真ん中で、自分の会社を高く売り抜けていて、その金でさっさとニュージーランドに移住したんです。
僕は彼らみたいな優秀なFIRE組の損失は大きいと常々思っていましたが、こんなの個人の自由です。一定程度、FIREする人間が出ることは、社会システム、経済システムの許容範囲内でしょう。
FIREムーブメントと言われますが、こうした優秀な層の離脱はともかく、資産数億円でFIREする層のインパクトはそんなに大きくはないですし、そもそもFIREに憧れる層は増えても、ムーブメントと言えるほど、実際にFIREできるほどの人がいるか甚だ疑問です。
もし本当にFIREが増えた場合、僕が一番心配なのは、無理してFIREした貧乏FIRE層の社会復帰をどうするかです。
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