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投資法・投資哲学

株、四月の最初の一週間で、1ヶ月分の利益を失いました。

質問

2024年04月06日 回答

株、四月の最初の一週間で、1ヶ月分の利益を失いました。利益確定というのは本当に難しいです。例えば15%の利益が出たら取り敢えず利益確定してしまう、といった単純な方法は有効なものなのでしょうか?

回答

15%の利益が出たらとりあえず利益確定するという投資方針がないわけではありません。それを勧めている有名投資家もいます。しかし僕はお勧めしません。すべての投資が成功すると仮定できれば、投資収益が15%確保出来ますが、そんなことはあり得ません。失敗して損切りすることも多いはずです。となると、利回りは15%よりどんどん小さくなってしまいます。リスクを取って株式投資する旨み自体がなくなってしまいかねません。

僕は5%を損切りラインにしているので、いろいろ計算した結果、15%の利益を取ることを最低ノルマにしています。そうでもしないと、最低でも年率30%以上の投資利回りという僕の目標が達成出来なくなるからです。だから15%の利益が出た時、1回はここで利食うか立ち止まってどうするかは考えます。そこで利確してしまう場合もあります。

ただこれは一律にそこで利確するというものではなく、15%以上の利益が取れれば成功、それ以下であれば失敗投資という考え方なので、一律の利確とはまったく異なります。

以下、個人的なお勧めを3点挙げます。

①「1週間で1ヶ月の利益を失った」という考え方は、やめた方が良いです。これははっきり言って邪魔な思考です。先行きの見通しが暗いのに悔しくて利確できなかったり、逆に慌てて利確してしまったりと、投資判断を誤らせるだけです。悔やんでも何か変わるわけではないので、百害あって一利なしです。

常に最大利益で必ず利確できる投資家なんていません。どんな利確手法を確立しても、それは不可能です。できないことをあれこれ思い悩むのも時間の無駄です。投資家であれば、常に現在の株価を利食ったり、樽切りすべきか、その銘柄の見通しと相場全体の見通しから、「過去とは切り離して」決定すべきです。

僕は今、これをさらっと簡単そうに言いましたが、もちろんこれは非常に難しいです。でも、これが投資家としての巧拙を分けるのは確かなんです。利確は一律ルールより、その場その場で適切に判断できるのかが大きい。それだけに難しいんです。それには極力、「あの時に利確しておけば」という感情を排する努力はした方がいいです。

②だいたいどれぐらいで利確したいか、あらかじめ想定しておいた方がいい。「上がってきゃあ嬉しいな、下がってぎゃあ悲しいな」では一生進歩がありません。

僕の場合で言うと、ファンダメンタルズ分析で割り出す「理論株価」を割り出すのとは別に、それをベースにいろんな要素を加味して「目標株価」というものを、その銘柄を購入する時点で、必ず設定する手法です。この目標株価が現在株価と最低でも30%の乖離があった場合にだけ、その銘柄にインします。だって最低年利目標が30%なんですから。

この目標株価を達成した場合にも、やっぱり立ち止まって利確するか、それとももっと持ち続けるべきか検討します。この目標株価の設定テクニックとその精度の高さが、実は僕の投資家としての熟練度のキモなんです。

ここ2ヶ月ぐらいの僕のポストを見返していただければわかると思いますが、「急いで利確するべきとは考えていない」けれど、「半導体株を中心に目標株価を超えた銘柄がボツボツ出て来たので、これを少しずつ利確して、キャッシュポジを積み増しているところ」と答えています。

2月以降、本当にゆっくりですが、それでも着々と利確しました。長期的に正解だったのかなんてぜんぜんわかりませんが、これが僕のスタイルというもので、現時点だけで言えば、おおむね最高値近くで利確できている格好です。

これは誰でも真似できるものだとは思いませんし、このやり方がいいのか僕自身わかっていないんですが、やっぱり「わあ、上がって嬉しいな」ではなく、その投資でどれぐらいの利益を見込むのかぐらいは、見当をつけてやった方がいいんではないかと僕は思います。

③「相場観」なるものをどうするか。米国株も日本株も昨年12月以降、アホみたいに上昇してきたわけです。一方的に上昇し続ける相場は滅多にありません。僕は3月上旬のポストで「そろそろ値幅調整があってもおかしくはないタイミング」というポストを何回かしていると思います。これが僕なりの相場観というものです。いい加減上がり疲れたから、いったんは値固めをするための調整期に入るんじゃないかというわけです。

3月中は僕の予想に反して上がり続けたので、「おいおい随分強いじゃないか」と思っていたんですが、4月に入ってようやく種々の要因もあって値幅調整モードに入ったと僕は考えています。これで全楽観からいきなり「ひと相場終わったl」とか「日本株終了」と騒ぎ出している方がけっこういますが、それではあまりに稚拙というものです。

今の相場下落がどういうことに起因していて、今後どうなるか、という見通しとシナリオを立てることの方が、「利益を失った」といたずらに嘆くことより、優先順位がはるかに高いと思います。その上で終了だと判断したら淡々と利確するべきだし、単なる値幅調整だと思ったら、値固めが終わるのをじっと待つべきでしょう。

僕は相場全体はまだ強気でいいけれど、さすがに半導体株は良いところまで来たから、いったん利食っておこう、それでこの値幅調整の間、魅力的になった長期保有向きの銘柄を少し仕込めたら理想的なんだが、と考えています。でもこれが正解なのか、それは僕にはぜんぜんわかりませんが。でも投資では、人はなんらかの選択をしなければならないんですよ。

投資は僕の場合、①〜③の繰り返しなんです。これは投資本には書いてありませんが、僕は、他の凡百の投資家と自分を分けるポイントだと思っています。

 

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