
質問
YouTubeと著作権、AIと著作権についての質問です
個人的に、絵本読み聞かせYouTubeに育児を助けてもらってるので、出版元や作者と無関係の人が絵本朗読するYouTuberに疑問を感じてしまってます。
紙媒体が中々売れず苦戦を強いられている中、作者が苦労して生み出した作品に安易をただのりって、著作権違反じゃないのかなーといつも思ってます。
今後は、AIと著作権も絡んできて、より複雑になると思われます
今のデジタルコンテンツと著作権のあり方について、今後の著作権の在り方について、元マスコミにいらっしゃったりおぽんさんのご意見をお聞かせください
回答
元マスコミも何も関係なく、あれは著作権法上アウトです。ただYouTubeではあまりに著作権法違反が横行していて、それを取り締まろうとするとあまりにコストがかかるので、野放しになっているだけです。
著作権というのはかなり広範な権利で、出版物の場合、複製が認められるのは、非営利の図書館、教科書図書等の教材への掲載、試験問題での利用、メディアでの時事問題の記事や論説での引用なんかに限られます。よく幼稚園なんかで配布物にアニメキャラを先生が描いて配布したりしていますが、厳密に言うとあれも著作権法上はアウトです。
出版物を勝手に読み上げてよいのは「学校の放送での利用」だけしか認められていません。だからYouTubeで読み上げて配布するのは、著作権法違反です。送信可能化権などに引っかかると思います。このほか、本を読み上げて配布していいのは、「オーディオブックなどとして音声化されていない本を読み上げて、視覚障害者が聴いて読めるようにすること」です。
この視覚障害者向けは著作権法上の例外とされていて(著作権法第37条第2項)、主にデイジーフォーマットという国際標準規格で録音されます。全国の点字図書館や一般図書館が音読ボランティアの協力で作成して、視覚障害者情報ネットワーク「サピエ」を通じて、貸し出したり、インターネットからデイジーデータとしてダウンロードして利用できます。
ただし「サピエ」図書館でそのデータを利用できる会員になるためには、著作権法第37条第3項に定める視覚障害者である必要があって、サピエはかなりこの管理を厳格にやっています。
本を読み上げてインターネットなんかで配布する送信可能化権の例外が認められているのは、このぐらいです。ですから、絵本の出版社が読み上げている人を著作権法違反で訴えて損害賠償を請求すれば、読み上げている人がどういう意図でやっていようと、無償でやっていようと、出版社が勝てます。ただあまりに手がかかるし、絵本を出しているのは零細出版社が多いので、実質的にやれないだけです。
デジタル化が進んで、著作権法が想定していなかった事態がたくさん発生しています。都度見直されていますが、制度が追いついていない格好です。この辺はもうどうしようもない部分があります。
ただ絵本を出版している出版社って、ほんと多くが零細です。大どころに福音館とかありますが、あれだってそう大きい出版社ではありません。絵本は多色刷りですからコストがかかりますが、幼児のためのものですから、なかなか高い販売価格は設定できません。といって読者層が限られますから、ベストセラーにもなりません。
絵本作家も絵本を出す出版社も、好きでなくてはやれない世界です。これをYouTubeで無料で読み上げて、絵本作家にも出版社にもお金が入らない仕組みを作るのが、長期的に見て良いことだとは、僕は思いません。
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