サッカー少年時代のりおぽんさんは、どこのポジションをやってたんですか？

「ボランチ」なんてオシャレな言葉は、僕の少年時代にはありませんでした😅。細身でしたが、足が速くドリブルが得意だったので、「左ウィング」が定位置でした。基本的にミッドフィルダーでした。左ウィングは本来は左利きの方が有利なんですが、僕は左右両足の差があまりなかったので、左で起用されたんだと推測しています。僕にとって史上最高の左ウィングは、マンユーで活躍したライアン・ギグスという選手です。

メキシコ五輪の銅メダルメンバーで、後に浦和レッズの監督なんかを歴任された森孝慈さんが、ヒマを見ては、少年サッカーなのに試合を見にきてくださり、いろいろ教えていただいたので、その頃は割と将来を期待されていたんだと思います。

ただバックスの「スイーパー」という今では聞かれなくなったポジションや「左サイドバック」もやったことがあります。「スイーパー」はバックスにしては身体をガチガチぶつけることよりも、「読み」が勝負になるポジションだったからだと思います。これがいつしか「リベロ」というポジションに進化して、今ではセンターバックに吸収されてなくなっています。

イタリア代表でミランにかつてパオロ・マルディーニという名選手がいたんですが、そのプレイスタイルを見ていて、「ああ、自分もこんな選手になれたらよかったのになぁ」と思ったことがあります。僕の一番好きな選手の1人です。